順天堂大学大学院 白澤卓二教授といえば、今やテレビでもすっかり有名になった予防医学、遺伝子研究の権威である。
長寿遺伝子なるものをテレビで紹介してくれた時は、控えめな、もの静かな先生のように見受けられた。
「長寿遺伝子というものは、ある特定の人が持っているというものではなくて、長寿遺伝子は、誰でも、持って、まあ、いる・・・ということです。」
「まあ」の位置が独特であったこのせりふに聞き覚えのある方は多いと思うが・・・・・
その先生が待望の書を世に発表した。それがこの本。
常識だと思ってやっていることが、大きな間違いであるということを、具体的に解説してくれている。
例えば、・・・・ボディーソープは皮膚を破壊する。
市販のボディーソープの多くは合成界面活性剤が含まれているが、合成界面活性剤は浸透力が強すぎて皮膚のバリア機能を破壊してしまう。
リンスやトリートメントは髪を傷める。
ボディーソープよりも悪い合成界面活性剤が使われていることが多い。
これは美しい髪の成分であるタンパク質を損ねてしまう可能性がある。
その他
りんごをむいて食べると肥満になる。
食前の風呂は胃腸病の元。
夕食後のリラックスはメタボに!
就寝前のメールは不眠症に・・・
・・・・・ほんまかいな?
恋人と一緒に寝ると腰痛や肩こりに!
・・・・・そりゃ、そうでしょう!
先生、これは常識通りですね!
っという面白い本が出ているので、一読ください。