ペリーの来襲?に備えて海岸警護を仰せつかり、あわててみんなと同じく鎧兜を買い求め、付け方すら忘れている龍馬の様子が、江戸時代の平和な感じをよく現していると思ったと同時に龍馬もそのレベルだったのかぁとある意味感心する。

お寺の鐘を大砲に見立てて海岸に並べる作業も素直に行っていた龍馬だが、やはり本物の黒船を見たくなって抜け出したりするところがらしい。

でも、あの黒船との出会いのシーンはちょっと・・・。黒船を目の当たりにして剣を抜いてわめき続ける龍馬も何とも言えなかったし、あんなに海岸に近付けるほど小さな船である筈もなく・・・。ま、それくらい大きく見えたってことんなんだろうけど(笑)


半平太は「神国を汚す」とか「戦じゃ!」と張り切っているし、弥太郎は「わしのような優れた者が!」と張り切っている。黒船を見ていないから鎧兜を買い求めていたころの龍馬と同じなんだよね。。。


黒船が頭から離れない龍馬は、桂小五郎を尋ねる。

攘夷か開国かどちらが正しいのかわからないと悩む桂小五郎。

「わからんときは、どうするが」

「学問じゃ!」

「知識がなけんにゃ、なにも判断できんじゃろ」

いいわ~桂小五郎。(と、すっかりドラマの一ファンになっている私)


そして、黒船に関する意見書を書く半平太と弥太郎。

意見書を書いていても、弥太郎の効果音はコッケコ~にわとり2半平太は、小鳥のさえずりからカラスカラスへ・・・。

土佐のお殿様のところではピ~ヒョロ~ってトンビ?やっぱり高いところからご覧になってらっしゃる(笑)

ハゲタカファンとしては、加藤さんにまず見えてしまう吉田東洋の登場はすごい濃度。

いや~やっぱり凄みが違いますね。セリフもないのに怖い怖い。でもあの居住まいやちょっとした動きの美しさ。

期待大ですなぁ。それに引き換え同じく意見書を褒められた半平太は、ものすごい恐縮ぶりでそれはもう、お手本のような土下座。なんか、半平太が褒められてうれしいんだけど、悲しくなってしまった。これから半平太が行く先を想うとねぇ・・・。



世の中を知るということは、みんなと同じような人間になることではないがぞな、龍馬

おまんらしい生き方を探しなさい、それをみつけてこそ自分が何をするために生まれてきたのかが見つかるがじゃ


いつも、優等生のお手紙を実家に送る龍馬に本音をただし、龍馬が進むべき道を示すお返事をくれる乙女ねえやん。素敵だわ~。

龍馬のお手紙を読んでいたお父上がサボテンを愛でていたのがかわいかった。お父上も珍しいもの好きなんだな。

そしてこの手紙に後押しされたのか、ついに黒船を前に「剣など縫い針じゃ」と言い放ち、千葉道場を出るも泣いて後悔するへなちょこ龍馬。

どうなっていくんでしょうね!予告編も慌ただしくキーワードが飛び交っていたし、楽しみだ~。