新潟県では雑誌の発売日が1日遅い理由 | ムササビの星空ノート

新潟県では雑誌の発売日が1日遅い理由

新潟県は 一般的に雑誌(月刊誌)の発売日が、1日遅いのです。

これは私が子どもの頃からそうでした。

私はそれが当たり前だと思って育ちました。

ところが、進学や転勤で他の県に住むと、少し違和感を感じるようになりました。

長野県や北海道は、新潟県よりも発売日が1日早いのです。

長野県よりも、新潟県の方が東京からは遠い・・・微妙な判断ですが、そうかもしれません。

しかし北海道よりも遅いのは納得出来ませんでした。

ところが、出版社から直接定期で申し込むと、新潟県でもちゃんと発売日には届くのです。

やれば出来るじゃない!

大人になって、脱サラして今の仕事に就いてから、取引先であるある有名な大手の本の問屋さんに質問してみました。

電話に出た、問屋の担当者には発売日を遅らせる理由はわからないそうです。

手元に本があるにもかかわらず、長野県や北海道に発送したあと、1日遅れで発送するきまりなのだそうです。

今はネットで直接注文する時代です。

ネットでの注文は直ぐに対応するそうですが、本屋さんに送る本はわざわざ倉庫に1日寝かせてから、新潟県には遅い納期で出荷する商習慣なのだそうです(笑)
どうしてそうなのかはわからないけれど、昔からの習慣なので、新潟県に発送する本は倉庫で1日過ごすのだそうです。

本当にそうなのかわかりませんが、私が問い合わせた複数の問屋担当者はそう答えてくれました。

・・・かくして、早く本が欲しいお客様はネットを利用し、立ち読みで済ませたいお客様は1日遅れの本屋さんを利用することになります(笑)


発売日の問題はほんの一例、まだまだ出版業界には色々な不思議な習慣があるようです。