ついに始まりました、作品紹介!
栄えある最初の作品は? そりゃ、やっぱお椀でしょう。
この形はhideが轆轤(ろくろ)の勉強を始めて2年目には既に出来ていたものです。
なので、このお椀とはかれこれ8年位の付き合いになりますから、それだけ思い入れも深いものがあります。
お椀の外側はいわゆる「拭き漆」で木目を強調。
内側は轆轤目を付けてややカジュアルな雰囲気と使い勝手が出来るようにしたつもりです。
栃は、うつわの材料としては中位の強さといったところでしょうか。
それでもhideがこの栃という木地を多用する理由は、その木目の美しさ、上品さにあります。
板状の材料から切り出す「横木取り」という木取り方法も、木目を美しく見せる大きな要因です。
そして、木のうつわの一番良いところは、
「熱いものをいれても両手でしっかり持てる」
ということでしょう。
これはhideの経験ですが、ぐつぐつ煮えたぎったみそ汁や鍋物を注いでも大丈夫。表面の変化は全くありません。
「毎日使うものだからこそ、いいものを」と思うhideです。
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DATA
直径:4寸(約12cm) 高さ:2.15寸(約6.5cm)
素地:栃 仕上げ:拭き漆
価格:\8,000円(税抜)