病理検査の結果
先週頭に退院してから初めての外来に行って来ました
それまでは横になっている時間の方が多かったし、食欲もあまりありませんでした
その日は外来が同じ日になった友達とお昼を一緒に食べたり、まだ入院中の友達に会いに行ったり、その日から入院の追加治療中の友達にも会いに行ったりしました
入院前に引っ越しをして病院まで遠いので、なるべく会いたい人には会っておかないと
その後はリンパ浮腫外来と診察をして説明を聞きました。
リンパの方はまた足のサイズを測り、退院後の気になる事は無いか等の話で終わりました。
診察は内診とエコー。
特に問題は無いそうで、ただ右の尿管の方がオシッコが出にくいらしいのですが(私には全然分からない)経過観察となりました
この経過観察という言葉・・・。
先生には都合の良い言葉ですが、私達患者にとってはちょっと疑問が残りますよね。大丈夫なのかなって
病理検査の結果ですが、術前には1b1期と言われていましたが、なんと上皮内腺癌でした
退院前に結果から見るともう少し小さい手術で大丈夫だったと聞いてはいたのですが、まさか上皮内だとは思っていませんでした。
術前には幅が10ミリ程あるので1b1期だけど、深さはあまり無いと思うとのことでした。
腺癌だし、術式に関しては私も広汎であろうと思っていたので後悔は無いです。
でも先生が申し訳無さそうに...
「誤診と言うか、病理検査の結果から見ると取り過ぎてしまったということになります。
幅は11ミリだったので浸潤していてもおかしく無いのですが、ココアさんの場合は薄く広がっていたことになります。
なのでもう少し小さい手術でも可能だったということになります。
治療はこれで終わりで1ヶ月後に診察をし、その後は4ヶ月ごとの経過観察に入ります。」
主人も一緒に説明を聞いていたので、主人は少し納得がいかない感じでしたが
要するにあまり進行していない場合は、どうしても誤差は出てしまうそうです
病巣を取って病理検査をしてみないと分からないということでしょうか。
私の場合は良い方の誤差でしたが、同じ時期に入院していた友達はその逆でした
他の病院で5年前から高度異形成で診てもらっていたのですが、3aなので今の段階では円錐は出来ないし大丈夫だと言われていたそうです。
でもそのままにしておくのは嫌だったので、どうしてもとお願いして円錐をしてもらったそうです。
そうしたら切り取った断面が全て癌細胞だったらしく、友達の場合は珍しいパターンで、表面ではなくて奥に癌が出来てしまうタイプだったようです。
こんなに医療の進んでいる日本でもこういった誤差や誤診が少なからず出てしまう
癌という厄介なモノを治すためには、それも致し方ないのでしょうか!?
友達はもう一人子供が欲しかったこともあり、この現実を受け止めるまでには時間が必要だったそうです。
セカンドオピニオンに来て、先生に治すことだけを考えましょうと言われ手術を受ける決心が出来たと言っていました。
私は今のところ目立った後遺症も無いですし、治してもらえたことに感謝をしています
でももし後遺症で悩まされていたとしたら、こうやって穏やかにいられたかは自信がありません
でももう済んでしまったことは仕方が無いですし、結果から見ると...ということなので、良い結果で本当に良かったと思っています