アラジン3世のバイトルヒクマ(知恵の館)

アラブ・イスラエル紛争、イラク・アフガニスタン戦争、イスラームと西洋、核兵器開発、アメリカの人権侵害、国際テロ、石油供給、そのほかの国際問題について、一般に流布している見解にとらわれず、またマスメディアの報道とは一味違った、新たな視点から発信するブログ。

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第1章 マハディーの反乱(16)

 一八一九から一八八三年まで、エジプトがスーダンを支配した。同国の支配は温和、賢明、あるいは有益ではなかった。その目的は収奪、原住民の向上ではなかった。住民の困窮は改善するより悪化し、しかも隠蔽された。剣による非情な迫害に代えて、巧妙な腐敗と汚職が行われた。権力で武装し、法を口実とした暴力と略奪の方が極悪非道だった。土地は未開発で貧弱だった。住民を養うには十分ではなかった。相当数の外人守備隊の追加の負担と、強欲な役人の徒党の群れは、経済状態の深刻さを悪化させた。欠乏はひんぱんに起きた。飢饉は定期的だった。腐敗し無能なハルトゥームの総督は、目まぐるしいほどの速さで交代した。絶え間のない交代は、賢明な政策の継続を妨げる一方、失政を妨げることはなかった。ほとんど例外なく、パシャ(高官)たちは、一貫して抑圧的だった。彼らの行政手腕はエジプトの省庁によって、彼らが原住民から略取する金額に基づいて査定され、スーダンの役人の間では、彼らが設置する無用の役所の数によって査定された。正直者で有能な役人の例がなかったわけではないが、比較されることによって不満を広げるだけだった。

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(Ⅵ) アフリート(6)

 彼らは仲間の意識を呼び覚まそうとしたが、無駄だった。彼らはしばらくその恐怖の場に立ち尽くし、そして力を合わせて彼を安全なところに運ぶことにした。彼の家はそんなに遠くはない。彼らがドアをノックすると彼の祖母が姿を現し、孫の身体を見つけて驚いた。彼女がことの次第を聞くと驚愕、狼狽し、アフリートが孫に憑りついたと思い込んでしまった。

 次の日からかわいそうな祖母は、むなしくも、あらゆる手段を講じて、孫の健康の回復に努力した。彼女は水と塩をあちこちに、アフリートが下りたベンチから自分の家にいたるまでまき散らした。彼女は聖人宅に行き、ただ一人の孫を救出するため、村中のお守り、魔除けを使うことを懇願した。彼女はわずかな蓄えを、孫の悪魔払いの祈祷のために使い果たした。それでも全く効果がなかった。日に日に子供はやせ細り三カ月後、魂が彼から離れて行った。

 村の少年は、泣きながら彼の葬式の列に加わった。それは少年が最初に経験した葬式の行列だった。この出来事は少年の心に刻み込まれ、その記憶は決して消すことができない。彼は三年の間、月下のベンチに戻ることはなく、戻ったのは十歳、そのときすでに少年はアフリートに関する新しい考えを抱くようになっていた。

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第1章 マハディーの反乱(15)

 これらのことはすべて、砂漠によってスーダンから隔離されていた外界からは全く顧みられず、このゆっくりとして苦渋に満ちた経過は救済されず、妨害されなかったようだ。しかしついに、ヨーロッパの市民は変身した。ローマの栄光とムスリムの野望の廃墟からもう一つの文明――より力強く、より輝かしいが、劣らず侵略的な文明――が自ら興隆した。フランス人とイギリス人をカナダとインド亜大陸へ急がせ、オランダ人を喜望峰へ、スペイン人をペルーへ派遣した征服の衝動はアフリカに波及し、エジプト人をスーダンに導いた。同じように無秩序を口実、機会として利用したムハンマド・アリは一八一九年、息子のイスマイールを大軍勢と共にナイル上流に派遣した。権力闘争で分裂し、三十年間の大乱に疲弊、退廃した宗教に鼓舞されなくなったアラブ族の抵抗は弱かった。人生の辛酸をなめ尽くした奴隷たちは、無関心だった。黒人先住民は恐れて沈黙した。戦いらしい戦いもなく、全土が征服され、戦勝軍は守備隊を残してナイルデルタに凱旋した。

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人間性に反する共産主義(1)

 しかし明らかにロシアは、忌まわしい警察機構、血の海、反対派を一掃する粛清、強制収容所が無ければ生存できないその専制システムのゆえに、より後進的で堕落しているように見られる。そのようなシステムは、全体的にも部分的にも、ほかのいかなるシステムよりも、人間の本性に矛盾している。

 理論的に考えてもマルクス主義は、存在の本質と、生活と宇宙の解釈についての無知は言うに及ばず、人間の魂、その本質、その歴史を全く理解していない。マルクス主義は、人間のあらゆる行動の動機を、物質的な渇望の意識とその獲得競争のせいにする。またそれは、歴史の事象の原因をすべて生産手段の変化に帰する。

 それは人間の歴史を動物の歴史と区別する、人間の最も重要な価値を破壊し、地上において歴史を創造する始源の積極的な要素であるという、人間の最も重要な役割を貶める。マルクス主義は、最大限生産するが、自分に必要なだけしか受け取らない博愛天使のように人間を想像して、人間の遺産が存在しない未来を描く。

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そのように考えた学者たち(4)

そして彼らは助けを求めて神に叫んだ。彼らは主に主の決定を取り消すように懇願し、主は彼らのその願いを聞きとどけられた。ヨナはその街と民についての知らせを待っていた。通行人がその街の民が行ったことを彼に伝えた。「街の民はどうしたか」、ヨナは尋ねた。通行人は答えた、「次のことが彼らが行ったことだ。彼らの預言者が彼らから離れると、彼らは預言者が彼らに警告したとき彼が真実を語ったと理解し、開けた場所を求めて彼らの街を離れ、すべての母親を若者から離した。そして助けを求めて神に叫んだ。彼らは悔い改め、彼らの悔悛は受け入れられ、懲罰は回避された」。これを聞いたヨナは憤慨して言った、「神にかけて、私は決して虚言者として彼らのところに戻らない。私は定められた日に起きる懲罰を彼らに警告したが、それは彼らから回避された。彼は神に憤りながら出発し、悪魔の罠にかかった。

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