【ホンダカーズ中央神奈川】感動する会社は、なぜすべてがうまくまわっているのか?
ストレスコーピングコーチ 伊庭正康です。
「お客様の立場を考えると、訪問販売なんてしなないほうがいいのでは・・」
そう思われる方も少なくないのではないでしょうか?
しかしながら、訪問(訪問)をなくすことには勇気がいります。訪問をやめると売上が落ちる不安があるからです。多くの企業は「訪問神話中毒」(?)にかかっているともいえます。
しかし、思うのです。
「訪問営業はナンパと同じ。本当にモテる人はナンパをする必要がない」
出来れば、企業も個人も後者でありたいものです。
では、ナンパ(訪問活動)をしないで、売上を上げている会社ってあるのでしょうか?
実は、伊庭も参加する経営者の会(経営人義塾
)でご一緒させていただいている、藤井正隆さん著の1冊にその事例が紹介されていました。
感動する会社は、なぜ、すべてがうまく回っているのか? | |
藤井 正隆 マガジンハウス 2011-09-08 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
この本で紹介されていた事例の1つが、ホンダカーズ中央神奈川
社。
全国のホンダカーディーラーズの中で13年連続1位の優良企業として、また2004年に「日本経営品質賞
」を受賞したことでも有名な会社です。
そのホンダカーズ中央神奈川社には、訪問活動は一切ないといいます。徹底的な顧客満足を追求することで、来店を促し、お店で「感動」を提供されているのです。
たとえば。
カーオイル交換を1000円で実施(赤字)することで来店を促します。来店されたお客様は、まず「ありがとうございます」とドアで迎えます。自動ドアではなく、あえて手動。感動の瞬間です。入店するとお店はピカピカ。モットーは「ショールームはリビング」「楽しいトイレ」。女性のシューズは耳障りな音が出ないナースシューズ。さらに人間味あふれる接客対応。妊婦さんには、さりげなく「おめでたですね」のひとことも。・・などなど(などなどはコチラ
)
お客様がうれしいことを徹底的にやることこそが、事業を成長させることをを示唆してくれる事例です。
この本には、まだまだたくさん素敵な事例が紹介されています。
相手の立場に立つとは・・・。
そんなことを深く考えさせられる一冊でした。
では。
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