(ナレーション:声 森山周一郎)
もの凄い男達が、今日も飛び出していく
クリミナル・インテリジェンス・ファイブ、特捜班CI5のプロフェッショナルだ
渦巻く陰謀を見破り
仕掛けられた罠をくぐり抜け
凶悪な犯罪に鋭く立ち向かう
命知らずのタフガイたちが今日見るものは
1978年から83年までの5年間、イギリスで放映され熱狂的なファンを生み、最終シーズンは実に70%もの視聴率をとった番組、それが
『特捜班☆CI5』
日本でも80年代初頭に放映されたらしいのですが、私が見たのはほんの5年前。
CSのミステリーチャンネルで2001年から2002年にかけて放映されたものを見ました。
この番組、恐らく士郎正宗ファンの人なら彼の本の中でたびたび出てくるので、少なからず耳にしたことがあると思います。
私もそんな中の一人で、CSの番組表を見ていたら放映されるというので、かなり興奮してテレビの前で待っていたのです。
CI5とは、イギリス国内における敵対国、組織と戦うために作られた特殊諜報機関。
MI5やMI6などと似た感じ、といえばわかりやすいでしょうか。
その特殊な性質上、敵側と何ら変わらない方法論で動くのです。
「暴力には暴力で戦い、善良な人々を暴力から守れ!」
古い時代に作られたドラマとはいえ、興奮を抑え切れずにテレビの前に座っていた私の期待を全く裏切らない素晴らしく面白いドラマでした。
アメリカドラマと違い、さすがスパイ大国イギリスならではの脚本です。
「イギリスに敵対している国の情報部がテロリストと裏で手を組んでいることを確認するためにとある作戦が開始された」
う~んマニアック・・・。
随所に散りばめられたジョークは、イギリスらしいウィットに富んだもので、それはまたアメリカ人のギャグが分かりにくいとお嘆きの日本人にも大変面白いものです。
また吹き替えの声優さんがたまらないのですよ!
主演の3人、まずはコーレイ部長役は森山周一郎さん!
そしてドイル役は野島昭生さん!!
最後はボーディ、なななんと若本規夫さんだぁぁ!!!
濃い、濃すぎますよ・・・。
そんなCI5、残念ながらDVDが出てないんで・・・・ある?
そう、あるんですよ!!
ここを是非ご覧下さい
いや~、良い時代ですよ、DVD-BOXが買えるなんて、嬉しいじゃないですか。
・・・ただ、これは本当にファン心理なんですが、是非全話出して欲しい。
上のボックスはより抜きなんですよ。
出なければビデオに録ったのをDVD化するしかないんですかね~・・・。
お願いします!誰に言っていいのかわからないんだけど誰か!!
さて、上で士郎正宗氏の名前を出したのには訳が。
とりあえずしたの2枚の写真をどうぞ。
左、コーレイ部長 右、ボーディ
左、荒巻部長(攻殻機動隊) 右、マグス(アップルシード)
一応私見ですが、と断っておきますが、断言します。
このCI5、士郎正宗氏のネタ元です。
間違いないです。
上に書いた通り彼の本にたびたび出てきますし、彼自身上記のDVD販売サイトに置いてトップで応援コメントを書いているくらいです。
そして彼の代表作であるところの『攻殻機動隊』、これなんかもう設定から何からCI5そのままだと言っても過言ではないでしょう!!
士郎正宗ファンは必見ですよ、特に特に!
ちなみに、このCI5の主演の一人であるボーディ役のルイス・コリンズさん主演の映画『ファイナル・オプション(原題 Who Dears Wins)』、これもたびたび士郎氏の話に登場します。
このたびこちらも無事DVD化され(しかも声優さんをわざわざ若本さんにしての吹き替え新録!)発売されました。
あ~ほんとうに良い時代だ!!
イギリスでは全話出てるんですよ、是非日本でも全話!!