本当のタイトルは、

キングダムオブヘブン


アレです、山田優ちゃんが
山田 オーリー頑張って!
ってやってるアレです。
なんであんなCM作ったのか了見に苦しんだので見に行ってきたところ、全てがわかりました。

あちこちの評価を見てみると、この映画がいかに日本で不当な扱いを受けているかわかります
ちなみに「山田優 キングダムオブヘブン 」でググってみると彼女とそのCMがとてつもなく嫌われていることに気が付きます。


みんなダメだな。



この映画が不当な扱いを受けている理由、それは歴史好きばっかりが見に行ってるからと判断しました。
最初山田優のCMをみたとき、余りにも一般客を呼べないからあんなCM作って呼んでいるのかな?と思ったんです。
トラックバック先の森田さんは 「歴史好きがもっといるはずだから、彼らに向けてアピールするべきだ」とおっしゃってましたが、私は「歴史好きは間違いなく見るから、一般客にアピールしている」と言っていました。



結局私の意見はあっていました。



と言うかこれ、歴史好きばっかり見るもんで一般人がドンドン見に行かなくなっているんですよ。
彼らが歴史的背景がどうのとか、政治的に見てどうのとかよけいなことばっかり言うから敷居が変に高くなっているんです。
映画なんだから、もっとエンターテインメント性を重視して評価して下さい。


ハッキリ言ってこの映画、なんの予備知識も無く見て充分楽しめます。



そこで今日のタイトルです。
ロードオブザリングだと思えば良い、っていうかロードオブザリングです。

指輪の旅が終わって、エルフの国に帰ってからのレゴラスの話です。
そうやってみると非常にわかりやすいです。

歴史的背景?
そんなもん、中つ国第三期の前がどうだったかとか、誰も知らないんだから一緒だよ!

サラディンがわからない?
サルマンとかサウロンと同じだと思えば良し!
「サ」で始まってるからね!!

そんなオーリーが一生懸命自分の国を作るための話です。
何ら難しいことはありません。

映像も美しいですよ。
リドリー・スコットのセンスは現在の映画監督の中でトップに入るので、それはそれは迫力ある映像を堪能出来ます。

この辺もロードオブザリングと同じだしね!




ただし、決定的な欠点がひとつあります
地味だという人もいますが、

暗い。

オーリーの信じるものが結構抽象的だったりするので(ロードオブザリングは旅の仲間達がいたけどこっちはその後の話だからいない)、ずっと悩んでる状態が続くため暗い。

あと個人的には2時間で納めるともっとテンポが良くなって良いと思ったんですが(リドリー・スコットは長いのがちょっと・・・。弟のトニー・スコットと手を組めば完全な映画が撮れるような気がする)、ロードオブザリングはもっと長いから大丈夫そう。


そんなわけで、カップルの男子は、上の文を上手く引用すればカップルでも充分楽しめる映画としてみられるので、ドンドン行くように。




今週は他にも、
ザ・インタープリター
ニコールキッドマンサイコー!!

タイトル: ビッグ・フィッシュ コレクターズ・エディション

タイトル: 16歳の合衆国
かなりオススメです。

タイトル: 戦争の犬たち
フレデリックフォーサイス大好き!

などなど。


よく読むとそこかしこに森田さんにケンカ売ってるような文が見受けられますが面白そうなので売ってます。
今週は多分仕事で一緒になるので楽しみです。

ハハハハハ!







〔追加〕
思い出したので追加です。
どうやらスタートレックDS9のアレクサンダーシディグさんが出演されてた模様。
名前をエンディングで見付けて焦ったので、家に帰って調べたら、どうやら最初に戦ったときに奴隷にしなかったイスラームの人、と言う超重要な役所。

うわー!!バカだ、オレ、なんで気付かない!!!!