えりかせんせいのブログ back fromヨルダン

青年海外協力隊として中東ヨルダンのパレスチナ難民キャンプで美術のせんせいをしていました。
日本に帰国してせんせいに復帰*
世界中のこどもたちの心の花を咲かせたい!


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4月から再び教員として現場に戻るけれど、次は小学校の全科として担任をもち、図工だけでなく全ての教科の指導をする。

採用試験でもやはり一番に質問されたし、いろいろなところで『なぜ小学校に変わるの?』と尋ねられる。

なぜか。

ヨルダンから帰国してすぐの2015年の4月に、私はこのようにブログに書いている。

↓↓↓

私が小学校で働くことになったのは、ヨルダンでの経験が大きく関係している。

ヨルダンでは、幼小期にほとんど造形教育は行われていないのが現状で、そういう子たちが中学校にあがってきてから美術の授業を行ってもなかなか難しいものがあった。

道具の扱いの基礎基本や、想像力や継続して何かに取り組む力が欠如していた。

何事にも”遅すぎる”はないんだけれども、幼少期の経験が心を育んでいくことを実感して、ぜひ小学校で勤めてみたいと思うようになった。





これを書いてから約2年経ち、教員としての仕事からいったん離れてみた今、もう一度読み返すと…なんか違う気がした。

これは、小学校に異動することを決心した”きっかけ”であって、本当はもっと前から考えていたことだった。

実はヨルダンに派遣される前から、前職場の校長に、『帰国後は小学校の図工専科として異動することも視野に入れています。』と伝えていた。

なぜか中学校の教員は、小学校に異動することをあまりプラスに見ない。

何なら”逃げている”と思っているところがある。

お前は小学校に向いてないよ。とか、一度小学校に行くとヌルくて中学校に戻れないぞ。とか言われた。

その度に、悩んで、でも、とにかく現状を変えたくて、どうしたもんかと考えた。

『まぁ、ヨルダンから帰国するときにまた帰国後の人事については連絡するからその時に考えたらいい』と校長から言われた。

はい、と言ったけど、もう7割くらいは小学校へ行きたいと思っていたと思う。

あとの3割はなにかというと、今まで関わってきた子供達との思い出の記憶が、もうあの感動やドラマを味わえないのかと思うと踏ん切りがつかなかった…のだろうと思う。






当時を振り返ると、私はとにかく疲れ切っていた。

子供達との関わりは本当にやりがいがあるし、大好きなんだけれど、この仕事をあと35年もつづけられるのかと考えると、それは無理だ…と思った。

自分のやりたいこと、教えたいこと以外の仕事が多すぎて、何やってるんやろ自分って思うこともしばしば。

一番どーでもいいと思っていたのは、服装指導とか頭髪とか靴下の長さとか、キーホルダーをつけるなとか、マフラーを校内でつけるなとか、そういう議論や指導。

服装の乱れは心の乱れってのは確かやけど、形にばっかりこだわって靴下の長さとかどーでもええくない?って心の中で思いながら、子供達には口うるさく指導しなければならないことがストレスやった。

この時点で、中学校教員不適応なのかもしれんけど…叩かないで笑

他にも挙げれば色々あるけれど、とにかく自分は疲れていて、自分の思うようにいかないことがすごく嫌だった。

これもしたいし、あれもしたいのに、あれをしなければ…これもやらなければ……ってほんまに大事なことを見失いそうで。

決して、小学校は楽だとは言えない。

小学校の先生っすごいなって尊敬しているし、そもそも評価される部分が違う気がするし、比べるわけではないけれど、なんか違うなーと違和感を持っている自分を後押ししたのが、青年海外協力隊の経験だっただけで。

私は逃げたのかもしれない。

そう思われても仕方ないし、返す言葉もないけれど、



逃げるが恥だが役に立つ。



あの時、自分の違和感や気持ちに正直に生きてきてよかったなーて確信できる時がくると信じて。

こんな違和感を持ちながら働いている教員もたまにはいるんですよって話。


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