グリフィン グリフィノス THE GRIFFIN`S Griffinos
グリフィンはダビドフ創業者であるジノ・ダビドフの初期の
弟子のひとり、バーナード・グロベットにより創設された
ブランドです。
元々はスイスのジュネーブにある高級ナイトクラブ、
「グリフィンズクラブ」のためのオリジナルシガーでした。
そこでクラブメンバー達に好評を得て、輸出を開始しました。
早くからドミニカ産シガーに着目した先見性、師匠のダビドフの
影響による高品質な葉巻生産から確たる地位を築いています。
今回は缶入りシガリロ版をご紹介します。
2015年11月現在で20本2100円での販売です。
白い缶ケースには上下2段で納められています。
グリフィンのデザインが上品でいて、恰好が良いです。
シガリロ本体は明るめの茶色い外観で、湿った土の匂いがします。
吸い味はココアに蜂蜜が合わさったようなコクある甘味に、
程よい苦味と旨味が感じられます。
しっかりと香るのですが、どれも強すぎず全体的には穏やかな
印象です。
このサイズでこれだけ香りが良いのは、ドミニカ産の上質な葉が
使われ、またブレンドの巧みさの賜物でしょう。
燃焼も穏やかでのんびりと燻らせている内に、25分ほどの時間が
過ぎていました。
シガリロとしては高価に感じられるかもしれませんが、香りの良さや
品質を考えると見合ったものだと思います。
細身の葉巻でありながらしっかりと香り、上品な後味が残るため、
吸い終わった後も心地よい余韻が楽しめます。