『楽天不買運動』

２月の香港旅行の際に、楽天トラベルを使ったら、トラブルに巻き込まれたという記事を書いた。

かいつまんで説明すると、空港からホテルまでの往復送迎付きプランを選んだら、行きは送迎車の空港への到着が遅れたという理由でほかの旅客１４名とともに約２時間空港で待たされ、帰りは、約束の時間にホテルに迎えが来ず、４０分ほど待ち、あきらめてタクシーで空港に向かった、というもの。

以上に対する楽天トラブルの対応は、当初、①往復送迎分のツアー料金返金、②タクシー代を支払うというもので、その後、こちらからの指摘で、③緊急連絡先や現地連絡先に連絡した際にかかった携帯電話代金も支払うことになったが、それ以外は（迷惑料、慰謝料等は）一切みない、というものだった。

カスタマーサービスの対応にしても、報告します、とメールがきたまま、その後１７日間も返事が来ずに放置されたり、

「本件に対する適切な対応と致しましては、予約内容どおりご利用いただくことが出来なかったツアー代金の返却、及び、本件にかかわり直接発生した通話料金の返金までと認識しております。」といった極めて慇懃無礼な対応に終始した。

その結果、「もう二度と楽天は（トラベルもショッピングも）使わない」と固く心に決めた。

そこで早速、ＧＷの旅行のために予約していた宿の予約２件と、レンタカーの予約１件をキャンセルし、宿やレンタカー会社のＨＰから直接予約したり、Ｙａｈｏｏ！を通じて同じ内容で予約した。

そうすると、宿代が１万５０００円くらい安くなった。

楽天予約：３１，３５０円→ルートインＨＰで予約（部屋のランク上げて）２４，１００円（７，２５０円ダウン）

楽天予約：４８，３７５円→Ｙａｈｏｏ！予約４０，１６０円（８，２１５円ダウン）

レンタカーも、楽天では同じレンタカー会社の喫煙車しかなかったのに、レンタカー会社のＨＰだと禁煙車を予約できた。

つまり、今回、楽天に迷惑をかけられ、嫌気がさしてキャンセルしたお陰で、１万５０００円以上得したわけである。

まあ、それだけ今までさんざん、楽天にぼったくられていただけなのかもしれないが。

宿やレンタカー会社の方でも、楽天から手数料を多くとられる分、自前の料金よりも代金を乗せたり、人気のない部屋や車をまわして自己防衛しているのかもしれない。

ということで、これからはショッピングはアマゾンやＹａｈｏｏ！、旅行はじゃらんやＹａｈｏｏ！などを利用することにした。

楽天の方は、たまったポイント分（約８０００円）だけ使って、今月中に退会することにした。

また、これからは、ＴＢＳにならい、「三木谷さん」のことは、二本分、木を付け足して地位を上げ、「五木谷さん（ゴキタニさん）」と呼ぶことにした。

石橋法律事務所のブログ