ここ最近ずっと疑問であるのだが、なぜこれほどまでにユーロは持ちこたえるのだろうか?
いくつかの理由を上げてみた。
1. 売られ続けたことへの反動
これは考えられることですね。ショートのポジションが昨年の後ろの方からずっと出続けていたので、それを揺り戻す動きとして捉えることができますね。
2. ギリシャ危機の沈静化
昨年はギリシャがデフォルトしたら大変だという話をしていましたが、結果的にCDS発動 = デフォルトしたわけですが、そこまで大変なことにはなっていないという現実から予測で相対的に下げ過ぎていたユーロのポジションを戻した位置づけが現在地らへんという話もあるでしょう。
3. ECBの強力化
個人的にはドラギさんの力と見ていますが、中でも「格付けの最低基準をシングルAまで引き下げた」というのが大きいと思っています。そして、1%の利率で資金を供給して、銀行は債権を買えば5%の利子がつくとなれば、当然銀行の基盤が強固になります。で、ECBに頭も上がらないし今のところは一石二鳥。
4. 米国の強さ
やはり、アメリカが復活の兆しを見せると、世界的に強気になれますよね。アメリカの株式が上向けばうちの株式も上向くという市場や地域は多いと思います。
と、言う訳でバッドニュースの元ネタとなり得た、2. が少なくとも今日の時点ではさほど追い詰められた状況では無いので、投資家やダボついたお金がユーロを見はじめているという状況ですかね。
だとすれば、これは簡単には揺るがないので、今後はそうそう簡単に円高には振れないことになりますね。
いくつかの理由を上げてみた。
1. 売られ続けたことへの反動
これは考えられることですね。ショートのポジションが昨年の後ろの方からずっと出続けていたので、それを揺り戻す動きとして捉えることができますね。
2. ギリシャ危機の沈静化
昨年はギリシャがデフォルトしたら大変だという話をしていましたが、結果的にCDS発動 = デフォルトしたわけですが、そこまで大変なことにはなっていないという現実から予測で相対的に下げ過ぎていたユーロのポジションを戻した位置づけが現在地らへんという話もあるでしょう。
3. ECBの強力化
個人的にはドラギさんの力と見ていますが、中でも「格付けの最低基準をシングルAまで引き下げた」というのが大きいと思っています。そして、1%の利率で資金を供給して、銀行は債権を買えば5%の利子がつくとなれば、当然銀行の基盤が強固になります。で、ECBに頭も上がらないし今のところは一石二鳥。
4. 米国の強さ
やはり、アメリカが復活の兆しを見せると、世界的に強気になれますよね。アメリカの株式が上向けばうちの株式も上向くという市場や地域は多いと思います。
と、言う訳でバッドニュースの元ネタとなり得た、2. が少なくとも今日の時点ではさほど追い詰められた状況では無いので、投資家やダボついたお金がユーロを見はじめているという状況ですかね。
だとすれば、これは簡単には揺るがないので、今後はそうそう簡単に円高には振れないことになりますね。