横浜撮り歩き(その2)
一気に鎌倉か横浜のどちらかの話題を書いてしまった方が
効率的なような気もしますが、毎日同じ話題も飽きてしまう
ような気もしますので、今日はまた横浜の話に戻りたいと思います。
ただ、先日の「鉄道発祥の地」の話とは違ってかなりマニア向けな
話になっちゃいます。
さて、まず一旦時間を桜木町から巻き戻しまして、
桜木町に行く前に訪れたところから。
桜木町に行く前に訪れたのは、横浜市営地下鉄の「関内」駅でした。
わざわざこの関内駅の構内を撮影するために、
桜木町、関内駅を市営地下鉄に乗りました。
関内駅で撮影した写真はこちら。
まず、今にも電車が来そうな何の変哲も無いホーム。
![Leoのブログ-地下鉄_関内2](https://stat.ameba.jp/user_images/20090608/08/i-am-a-leo/f5/8d/j/o0800060010193308964.jpg?caw=800)
が、しかし、その反対側は線路が途切れて終点の印。
![Leoのブログ-地下鉄_関内_1](https://stat.ameba.jp/user_images/20090608/08/i-am-a-leo/1f/be/j/o0800060010193304159.jpg?caw=800)
実はこのホーム。全く電車が来ない未使用のホームとなっています。
その理由は、元々は元町方面へ行く路線のために
活用されるはずだったものが、計画変更により
使用されなくなってしまったからでした。
関内駅は、東京の地下鉄で言うと赤坂見附のような2階建て構造になっていて
上下線で階が分かれています。
で、それぞれの階は同じホームに元町方面から来る電車との
乗換えが行いやすいような構造に建設しました。
がしかし、その後の計画変更で、元町方面へは東横線が
横浜駅から延伸して「みなとみらい線」が乗り入れることに。
この関内駅から元町への分岐路線は日の目を見なくなってしまいました。
本来の計画であれば、終点の印方向へ元町方面への
電車が出るはずだったようです。
全く電車が通らない用をなさないホームと線路。
線路もこのように錆付いてしまって寂しい・・・。
(いつもの癖が出ております)
![Leoのブログ-地下鉄_関内3](https://stat.ameba.jp/user_images/20090608/08/i-am-a-leo/65/24/j/o0800060010193308969.jpg?caw=800)
しかし、こんな電車の来ないホームの写真を撮影している人は
他にはいません。駅員さんに呼び止められたらどうしよう・・・
とちょっと思いました。
余談になりますが、こうした「計画が中止になって完成出来なかった線路跡」
などは、廃止された路線を「廃線跡」と言うのに対して「未成線」と言われます。
こうした構造物も探してみると結構あるものです。
例えば、成田空港に行く際に成田エキスプレスに乗って
成田駅を出てしばらくすると右にカーブを切りながら高架の路線に
入るのですが、あの高架の路線は「成田新幹線」の「未成線」を
利用したものなのです。
と言ってもそんなの気が付かないし興味も湧かないですね(笑)
さて、なんだか完全に自分だけの世界に入ったエントリーに
なってますが、関内駅を訪れる前に立ち寄ったのは石川町でした。
「石川町」と言えば、JRを利用して元町や中華街に行く際などに
降りる駅かと思いますが、JRの駅を元町側に降りて元町方面に
向かい大きな通りの交差点を渡る時、その右側に山手の丘を
貫くトンネルが見られるかと思います。
と、言っても、普通の人は元町商店街を見ながら歩くので
このトンネルの存在を意識する人は少ないかも知れません。
真ん中のビルを挟んで片側2車線のトンネルが2つ。
(分かり難いですが)
![Leoのブログ-麦田トンネル_3](https://stat.ameba.jp/user_images/20090608/08/i-am-a-leo/ec/28/j/o0800060010193304148.jpg?caw=800)
上の写真の右側、麦田(本牧)方面から石川町方面に来る車線のトンネル。
![Leoのブログ-麦田トンネル_2](https://stat.ameba.jp/user_images/20090608/08/i-am-a-leo/ea/c1/j/o0800060010193304144.jpg?caw=800)
左側、石川町方面から麦田(本牧)方面に行くトンネル。
![Leoのブログ-麦田トンネル_1](https://stat.ameba.jp/user_images/20090608/08/i-am-a-leo/1e/47/j/o0800060010193304140.jpg?caw=800)
このトンネル。よく見ると不思議な違いがあります。
ちょっと見ただけだと気が付かないのですが、
左の方がトンネルの断面積が大きいのです。
実はこのトンネルは、昭和40年代に横浜市電いわゆる路面電車が
廃止される前は、路面電車のための専用トンネルだったのです。
40年代の急速な車の発達で横浜市電も結局全廃されてしまいました。
エコな乗り物として見直されてきている路面電車。
横浜の本牧方面に行くのに便利だったと思われる
この路線ぐらい残しておけば良かったのに、
などと思ってしまいました。
以上、今日は
・予定変更になって使われることがなくなってしまった地下鉄のホーム
・自動車の発達によって廃止になり、道路へと転用になってしまった
路面電車のトンネル
などという、なんともマイナー過ぎる話題でした(^^;
でも、わずか1時間ぐらいでこうした興味深い(僕には)ところが
回れる横浜は面白いです。
ほんとは今日で横浜撮り歩きは終わりにしようと思っていたのですが、
桜木町以降の話題を書けなかったので、また桜木町以降の
話題が続く予定です(そうまだあるのです!)。
ここまで読んで頂いた方。どうもありがとうございました!
しかし、今日は途中でせっかく書き込んだ内容がブッ飛び、
真っ青になりました。
一旦書いたら2度と書けません・・・・。
効率的なような気もしますが、毎日同じ話題も飽きてしまう
ような気もしますので、今日はまた横浜の話に戻りたいと思います。
ただ、先日の「鉄道発祥の地」の話とは違ってかなりマニア向けな
話になっちゃいます。
さて、まず一旦時間を桜木町から巻き戻しまして、
桜木町に行く前に訪れたところから。
桜木町に行く前に訪れたのは、横浜市営地下鉄の「関内」駅でした。
わざわざこの関内駅の構内を撮影するために、
桜木町、関内駅を市営地下鉄に乗りました。
関内駅で撮影した写真はこちら。
まず、今にも電車が来そうな何の変哲も無いホーム。
![Leoのブログ-地下鉄_関内2](https://stat.ameba.jp/user_images/20090608/08/i-am-a-leo/f5/8d/j/o0800060010193308964.jpg?caw=800)
が、しかし、その反対側は線路が途切れて終点の印。
![Leoのブログ-地下鉄_関内_1](https://stat.ameba.jp/user_images/20090608/08/i-am-a-leo/1f/be/j/o0800060010193304159.jpg?caw=800)
実はこのホーム。全く電車が来ない未使用のホームとなっています。
その理由は、元々は元町方面へ行く路線のために
活用されるはずだったものが、計画変更により
使用されなくなってしまったからでした。
関内駅は、東京の地下鉄で言うと赤坂見附のような2階建て構造になっていて
上下線で階が分かれています。
で、それぞれの階は同じホームに元町方面から来る電車との
乗換えが行いやすいような構造に建設しました。
がしかし、その後の計画変更で、元町方面へは東横線が
横浜駅から延伸して「みなとみらい線」が乗り入れることに。
この関内駅から元町への分岐路線は日の目を見なくなってしまいました。
本来の計画であれば、終点の印方向へ元町方面への
電車が出るはずだったようです。
全く電車が通らない用をなさないホームと線路。
線路もこのように錆付いてしまって寂しい・・・。
(いつもの癖が出ております)
![Leoのブログ-地下鉄_関内3](https://stat.ameba.jp/user_images/20090608/08/i-am-a-leo/65/24/j/o0800060010193308969.jpg?caw=800)
しかし、こんな電車の来ないホームの写真を撮影している人は
他にはいません。駅員さんに呼び止められたらどうしよう・・・
とちょっと思いました。
余談になりますが、こうした「計画が中止になって完成出来なかった線路跡」
などは、廃止された路線を「廃線跡」と言うのに対して「未成線」と言われます。
こうした構造物も探してみると結構あるものです。
例えば、成田空港に行く際に成田エキスプレスに乗って
成田駅を出てしばらくすると右にカーブを切りながら高架の路線に
入るのですが、あの高架の路線は「成田新幹線」の「未成線」を
利用したものなのです。
と言ってもそんなの気が付かないし興味も湧かないですね(笑)
さて、なんだか完全に自分だけの世界に入ったエントリーに
なってますが、関内駅を訪れる前に立ち寄ったのは石川町でした。
「石川町」と言えば、JRを利用して元町や中華街に行く際などに
降りる駅かと思いますが、JRの駅を元町側に降りて元町方面に
向かい大きな通りの交差点を渡る時、その右側に山手の丘を
貫くトンネルが見られるかと思います。
と、言っても、普通の人は元町商店街を見ながら歩くので
このトンネルの存在を意識する人は少ないかも知れません。
真ん中のビルを挟んで片側2車線のトンネルが2つ。
(分かり難いですが)
![Leoのブログ-麦田トンネル_3](https://stat.ameba.jp/user_images/20090608/08/i-am-a-leo/ec/28/j/o0800060010193304148.jpg?caw=800)
上の写真の右側、麦田(本牧)方面から石川町方面に来る車線のトンネル。
![Leoのブログ-麦田トンネル_2](https://stat.ameba.jp/user_images/20090608/08/i-am-a-leo/ea/c1/j/o0800060010193304144.jpg?caw=800)
左側、石川町方面から麦田(本牧)方面に行くトンネル。
![Leoのブログ-麦田トンネル_1](https://stat.ameba.jp/user_images/20090608/08/i-am-a-leo/1e/47/j/o0800060010193304140.jpg?caw=800)
このトンネル。よく見ると不思議な違いがあります。
ちょっと見ただけだと気が付かないのですが、
左の方がトンネルの断面積が大きいのです。
実はこのトンネルは、昭和40年代に横浜市電いわゆる路面電車が
廃止される前は、路面電車のための専用トンネルだったのです。
40年代の急速な車の発達で横浜市電も結局全廃されてしまいました。
エコな乗り物として見直されてきている路面電車。
横浜の本牧方面に行くのに便利だったと思われる
この路線ぐらい残しておけば良かったのに、
などと思ってしまいました。
以上、今日は
・予定変更になって使われることがなくなってしまった地下鉄のホーム
・自動車の発達によって廃止になり、道路へと転用になってしまった
路面電車のトンネル
などという、なんともマイナー過ぎる話題でした(^^;
でも、わずか1時間ぐらいでこうした興味深い(僕には)ところが
回れる横浜は面白いです。
ほんとは今日で横浜撮り歩きは終わりにしようと思っていたのですが、
桜木町以降の話題を書けなかったので、また桜木町以降の
話題が続く予定です(そうまだあるのです!)。
ここまで読んで頂いた方。どうもありがとうございました!
しかし、今日は途中でせっかく書き込んだ内容がブッ飛び、
真っ青になりました。
一旦書いたら2度と書けません・・・・。