ンマアーーーーーッッ!!!!!!
今更ながら4/22の三軒茶屋ヘブンズドア、
皆様どうもありがとうございましたー。
企画者のHeaven'sDoorショウヘイ、そしてVeryApeのApeくん『開花宣言』にまたまたヒステリカヒストリアをお呼び頂いて本当に超絶感謝!
今回は急遽の三人編成だったけど、私がやれることはやったぜ…という謎の緊張感の張り詰めたライブになりました。
ライブ終演後に焼き豚串の飛び入り参加売り子をして焼き豚串を売り切りました。半ば強引に。半ば無理矢理に。半ば強制的に。
あのギリギリ合法な売り子の私に絡まれてしまった皆さんには本当に迷惑をかけてしまったかもしれない、という翌日の懺悔の念には襲われましたが、でも焼き豚串美味しかったよね。
よかったよね。
もう一度書きますが、今回はギタリストでエフェクターマニアのぺよんさんがライブ前日に急遽出演が難しくなってしまい、
三人でライブをやることになりました。
どうする?セットリスト。
どうする?演奏。
どうする?懺悔のコーナー。
当日のリハーサル直前まで三人でスタジオに入りありえない程の集中力で入念に曲のアレンジや見直しを行い、
「もう今回はこれで行くしかない」「やってやろうじゃねえか」
と腹を括ってライブハウスのリハーサルに臨んだものの、ヒステリカヒストリアの中にひしめくありえない程の緊張感。
フロアでそんな我々の様子を見ている、THEDECEMBERのケイスケ、コーヘイ、フッチさん。
いやもうTHEDECEMBERでやれよ、と。
そっちはメンバー揃ってんじゃねえかよ、と。
こちとら急に居なくなっちゃったんだよ、居るけど居ない、じゃなくて、この場に居ないんだって、と。
ぺよんさんが居ないことで私がギター一人になるもんだから、ギターのミスを隠そうとエフェクターを歪ませまくる私。
「まりこ、ちょっと歪ませ過ぎじゃない?」と言ってくるコーヘイ。
曲のアレンジも直前に決まったっつーか決めたもんだから、何となく何処を見て良いのか分からず、みんながテンションだけで乗り切ろうとしている為時折「ヒィイィィィ!」「あぁぉぁぁぁああ!!」という断末魔のような叫び声をあげながらリハが行われるヒステリカヒストリア。
そんな戸惑う私たちを含み笑いで見つめるフッチさん。
人生初のアコースティックライブなもんだから歌詞もヤベェ聴こえてくるし、中音の感じもバンドサウンドとは全然違うし何かめちゃめちゃよく聴こえてくるしでも慣れてない所為で何故が聴こえて来ないような
気がしてしまうしで心を無にしようと歌う私。
「ねぇ…まりこちゃん…あのさ…」
その時歴史は動いた。
歴史は動いたっつーか、ケイスケがいきなり曲をワンコーラスやって演奏を止めたところで口を開いた。
え、ヤバい?と。
やっぱり付け焼き刃感がヤバいのか?と。
そんなに神妙な面持ちで口を開くなんて、現代の三国志の仲であるケイスケと私の間柄で、そんなに今更言いにくいようなタメを作ってまで口を開くなんて、それはもう相当ヤバいのか?と。
俄かに蘇る緊張感。
ほとばしる様々な汗という汗。
背筋に針金を通されたような、心のざわめき。
「まりこちゃん…あのさ…、
俺、すごい久しぶりに会ったけど、なんか、歌、上手くなったね…」
いや、それ今言う?
めっちゃ緊張感バリバリでリハーサルやってるこの状態で、他人の片眉の動き一つだけで怯えてしまうような心細い精神状態の今、
ケイスケ今、それ、言う?
それ、いや、めっちゃ嬉しいけども、それ今じゃなくてライブが終わった後とかに声掛けてきて言う台詞じゃねえの?
ライブ前にショウヘイから「今回も焼き豚売りまくりで頼むよ」と声を掛けられました。
ライブ後に私はライブより大きな声を出して、ライブより遥かに高いテンションで焼き豚串を売り切りました。
いや〜!いい汗かいた!やっぱ労働の後の汗は最高だね!と思いながらフロアに居ると一部始終を見ていたコーヘイが近付いてきてこう言いました。
「まりこは天才だと思う」と。
ねえ、だからさ、
それ、今言う?
だからそう言うのって、普通ライブ終わった後、ライブの様子を見てじゃねえの?
どうなってんだよ、THEDECEMBER
(金井くんの顔色がすごい。)