■ 第2話 夜士伝

 

時代は、ソンヨルが守護鬼となってから、120年後。

初回の続きをもう少し、詳しめに復習しながら進みます。

クィを倒す秘策が記された「貞顕世子の備忘録」を探すため、ソンヨルは、どんな本でも売りさばくと評判の書籍行商=冊契のチェ・ヤンソン(イ・ユビ)を呼び出す。

 

呼び出された部屋を間違えて、ソンヨルに会う前に、妓生相手に、春画を描く学士の部屋に入ってしまうヤンソン。

ユンの描く春画を褒め称える  o(〃^▽^〃)o

実は、この学士=イ・ユン、世孫(父親のサドン世子が他界しているため、次の王位継承者)の身分を隠して、遊び人を装っている。

10年前に忽然と姿を消した旧友に似たヤンソンに興味を抱くユン。

肌蹴たチャンミン、いい感じです。

 

ようやく、はじめて、御簾ごしにソンヨルと会うヤンソン。

袖に隠していたリスが逃げ出し、構わず、御簾の向こうに入り込み、直接、ソンヨルを間近に見る。

リスを探すためとはいえ、この時の服のまさぐり方が大胆でした。 にひひ

ヤンソンは彼の美しさを絶賛するが、彼女が醸しだす香りと、リスに噛まれた指の血をみて、激しい吸血欲求に駆られたソンヨルは逃げるように席を立つ。

ヤンソンは、貞顕世子の備忘録という聞いたことのない書物と、禁書ばかりを数冊、集めるよう、命じられる。

 

本の行商のほか、街角にたち、自分で書いた「夜士伝」を宣伝しながら売り歩くヤンソン。

巷で人気なのは、「淫乱書生」の書いた「父子の愛欲」。

120年前の貞顕世子の幼名が出てくるなど、ソンヨルは、なんらかの事情を知っているものが書いていると睨んでいる。

 

気配を感じるクィ。屋根の上から宮殿を見回す。月が雲に隠れ、闇夜になる。

ああ、なんて色っぽい。

 

「お前をこんな風にしたヘソ(守護鬼)のように隠れているんだな。120年間、一度も姿をみせず。。。」

そんなクィを見ているソンヨル。

「そうやって、吸血鬼を殺してまわれば、お前に命をささげた恋人の恨みをはらすことができるのか?」

ソンヨルの気配を頼りに、探し回るクィ。

「出てこい。堂々と私の前に姿を現せ。」

クィの挑発に乗ることなく、ひたすら好機を待つソンヨル。

「不愉快だが、私は耐える。そうすれば、あいつの命を終わらせることができるから。そうすれば、この獣のような人生を終わらせることができるから。」

 

貧しい村の子供たちに、字(ハングル)を教えているヤンソン。

病気の父親、足の悪い妹を抱え、高利貸しから、借金しながら、なんとか暮らしている健気な娘。※事情があり、男装をしています。

3日後までに、200両を返済するよう、借金取りから脅される。

妓生に、ベストセラーを売りつけるが、微々たるもの。


ヤンソンを気に入り、春画集の出版にかこつけて、次の約束をとりつけるイ・ユン。

 

淫乱書生を探すソンヨル。書に使われた紙を作った職人を探し出すが、先回りして、関係者が殺されていた。

 

突然、官軍がやってきて、華陽閣にいる男たちを捕まえようとしていると知り、ソンヨルを探すヤンソン。

「学士様、大変です!」

返事がなく、仕方なく、自分も男の身なりから、妓生の姿に着替えるヤンソン。

その様子を背後から見ているソンヨル。

ヤンソンが女性であることもその時に知る。

 

家族を養わなければならない一家の家長なので、捕まるわけにはいかない。なんとか助けてほしいと頼むヤンソン。

男子の成りをしているばかりか、国法にそむいて、禁書の商いに手を染めるそなたと関わり、私に害が及んだらどうする?

もう ここからは 畳み掛けるようなツン攻撃。

貞顕世子の備忘録以外の本は調達できたようだな?

淫乱書生がどこの誰なのか調べろ。

手助けできることはすると言ったな。

オオカミにねらわれた子羊ちゃん(笑)、もう声も出せません。

官軍の捜索が迫り、緊迫した中、とり忘れたヤンソンの網巾(マンゴン)をとり、妓生と同衾しているふりをして助けるソンヨル。

ははは、このときの「髪ぱらり・・・」は、数々のドラマで、ナムジャキャラクターを籠絡してきた奥義ですが、さすが、イ・ジュンギ様、もうその手は通じませんね。

 

そんな中、淫乱書生の小説とユンの父サドン世子の死に関する怪文書が出回り、現王であるヒョンジョの元に、世孫ユンの廃位を求める上疏文が殺到する。

 

謀反人ということになっているサドン世子も、実際には、クィにやられたようです。

公式サイトのあらすじにあるヒョンジョって架空の王様?サド世子の父親なら、英祖じゃないの?米櫃じゃなくて井戸なの?イ・ユンは、イ・サンなの?120年前の貞顕世子は、誰の代の世子だったの?・・・って、怒涛のような疑問がわきあがりましたが、そもそもフィクションでした(笑)

 

クィが、出回った怪文書を読んでいる。

今にも泣きだしそうな小さな女の子が、そのクィの前に座らされている。

「面白い話をしてやろうか。

120年前だがな、私を殺そうとしたものがいた。貞顕世子といって、私を消す秘策まで見つけて、備忘録に残したんだ。しかし、秘策なんてないんだ。」

恐怖のあまり、とうとう泣きだした少女。

抱えて、浴槽につける。

「この淫乱書生はそのことを知ってるようだ。サドン世子が盗んだ「貞顕世子の備忘録」を持っているのか?

それなら、淫乱書生もあいつのように消さなければ。」

女の子を見つめるクィ。

「とてもかわいいな。この姿で一生生きられるようにしてやろうか。」

クィの犠牲になってしまう少女。


ヤンソンが渡した数冊の中の1冊に、その昔、貞顕世子がクィの存在を知らしめるために書いた「吸血鬼伝」があるのを見つけたソンヨルは驚きを隠せない。

120年前に すべて燃やされた書。

なぜ、これが現存しているのか、そして、なぜ、これをヤンソンが持っていたのか?

 

クィに吸血鬼にされた少女が、夜道をいくヤンソンを襲う。

間一髪、助けに来るソンヨル。

実は、クィの罠。

キム・ソンヨル、ついに私の餌に食いついたな。

 

★第3話に続く★

重要なキーワードなので、致し方ないのですが、みんなして「淫乱書生」連発しすぎ。照れ

家族が、字幕をみて、「やたら出てくるけど、これなに?」と聞いてきましたよ。

感覚がマヒしてたことが、ちょっと恥ずかしかったです。。。

 

2話は、盛りだくさんだった初回のおさらい+実は もうちょっとこういうことがあったよ~~的な感じで始まりました。

予想をたがわず、とにかく、ヤンソンが健気です。

頑張り屋で、責任感も強くて、明るくて、まっすぐで、いい子だわ~~。

そして、なにより 正直で。。。

 

初回から、可愛い、可愛いと、若干 顔や雰囲気だけを褒めてたヤンソンですが、肩のラインや、さらしの感じの甘さなど、歴代の男装女子の中では、抜群の色気ですね。

イ・ユンが モデルにしていた妓生なんて目じゃないです。

脱いだらすごいんです!← 全部は脱いでないし(笑)

 

なんか、クィの色気にばかりに食いついていたら、そういうシーンばかりが目について、感想も浅いなぁ。<反省中>