今日、俺は週刊少年ジャンプを読んでいた。


月曜日が祭日だということをすっかり忘れていた。

と、言うことは「金曜日」には発売していたということだ。



失敗した!!

悔やんでも悔やみきれないッ。


悔し涙を浮かべながら、寝転がってジャンプをむさぼり読む俺。




そんな時、ハエが部屋を飛んでいた。



バッ!バシ!

ドン!ドッドン!!

何か音するんだけど。

「それっ!ヨッ!」

何か声もするんだけど。



見上げると、妻がハエを叩き落とそうと

四苦八苦していたのだ。



無視してジャンプの世界に身をゆだねる俺・・・。



30分後。



「やったー!やったー!!」



見つからなくなったハエが、床に落ちているのを妻が発見したのだ。

ハエはピクリとも動かなかった。


妻は紙を丸めてその達成感・充実感を全身で感じていた。

その真横では1歳の娘も妻のまねをして紙を丸め、握って立っていた。




ジャンプも最高に面白いが、こいつらも相当おもしろい。

そう感じた俺は、その状況を無視しまたジャンプの世界に舞い戻るのであった。



祭日最高。