■子供が指導者の文句を言った時に親がやってはいけないこと
子供と話をしていると
学校の先生や(野球やソフトの)チームの指導者に
対しての不満や文句が子供の口から
発せられる場合があります
曰く
「言うことがいちいちうるさい」
「話が長い」
「理想が高すぎる」
などなど
このような話になった時大事なのは
ひとまず子供の不満や文句は全て
聞いてみることです
例えば子供が
「今度の担任の〇〇先生が言うことが
いちいちうるさいねん」と言ったとします
たとえあなたが心の中で
「そんなん先生が口うるさく言うのは
当たり前やん」と思っても
その言葉を子供にぶつけてはダメです
その思いはぐっと心の中に留めて
子供の不満の元を深掘りしていきましょう
「うるさいって例えば何のことに
ついて言われんねん?」
「例えば遅刻するなとか…」
「遅刻はまあそら普通叱られるわな
他には?」
とどんどん聞いていくのです
そして一通り不満や文句について
話を聞いたら
恐らく子供の気持ちは少し
軽くなっているはず
そこで「まあでも先生の立場に
立ってみたらそう言わないと
クラスを求められへんと思わんか?」とか
「どの会社にもうるさい人と
大人しい人がいるように
先生もうるさい先生もいれば
大人しい先生もおるからな
それは仕方ないで」とか言うことで
現実を受け入れるように
納得させやすくなるはずです
逆に子供が指導者の不満や文句を
口にした時にやったらいけないのは
不満や文句を全て吐き出していないのに
「先生が言うことはとにかく
聞かなあかん!」とか
「コーチが言うことには
ちゃんと従っとけ!」
と言ってしまうこと
こんな風にしてしまうと
子供の胸の内ももやもやも
晴れないだけではなく
その後別に子供が不満を
抱えるようなことがあっても
「親に言ってもどうせちゃんと
聞いてくれへんし…」と
言うことをやめてしまい
不満が大きくなって問題化
する可能性があります
子供が不満を口にした時は
「どうせお前が悪いんやろ…」と言う
気持ちは抑えて
話をじっくりと聞いて
不満の元をヒアリングしていく
姿勢が望ましいですね