■怪我をして子供に任せる
先日
私が晩御飯を作るため
包丁を握って野菜を
切っていた時のことです
左手の人差し指の
爪の横あたりの部分に
包丁の刃が刺さってしまいました
「ギャー!」
思わず叫び声をあげた私を
心配そうに見る子供達
「指切ったん?」
「ああ
やってもうた
5ミリくらい深く
切ったみたいやな」
「お父ちゃん
料理下手やな」
「弘法も筆の誤りって言うやん」
と強がりを言ってみたものの
出血がひどく左手は
動かさないようにした方が
良さそうな感じでした
そこで三男に
「俺怪我したから
ここから先お前が作ってくれ
まずは野菜切ってや」
さすがに怪我人から頼まれると
断る訳にはいかないと
考えたようですんなりと
引き受けてくれました
ただ野菜の切り方も
まだ良く分かっていないので
側について口出しが必要でしたが
三男としては実際にやってみた経験が
得られて良かっただろうと思います
普段親が子供にやって欲しいことを
子供に伝えてもすんなりと「分かった」と
言う返事を聞くことができなかったり
するのですが
親が「怪我したから代わりにやって」と
言えば動いてくれやすくなります
と言うことは実際に
怪我をしていなくても
絆創膏を指に巻いて
「仕事中にちょっと指に
怪我をしてもうてな」と
言って怪我を理由に
子供に家事をさせると言う
荒技もできなくはありませんね
今日はもうご飯作るのはイヤ
そんな時にこの手を使ってみては