■一時間の家事と一時間の仕事
仮にあなたがほとんど家事を
やっていない夫で
奥さんが基本的に家事を
やっているとします
そしてあなたが例えば週に一度でも
仕事を一時間早く切り上げ
その一時間で家事をしたとしましょう
一時間あれば掃除でも
ご飯の準備でも
洗濯物をたたむのでも
結構な分量の家事を
こなすことができます
すると普段家事をしている
奥さんはきっと喜ぶでしょう
ひょっとすると喜びのあまり
翌日の晩御飯も鯖の塩焼きの
予定が鯛の塩焼きに
変更するかもしれません
一時間の家事をしたとして
そこでお金を得られる訳では
ありませんが
奥さんを楽にさせて
少し幸せにできるなら
やり甲斐があると言えます
日々の生活で大きな幸せを
感じるのはなかなか難しいですが
小さな幸せを与えるのはそんなに
困難なことではなく
しかもその効果はじわじわと
効いてくるのです
例えばあなたの奥さんが
他の奥さんと話をしていて
うちの旦那が如何に家で
何もしないかと言う
自慢合戦になったとします
その相手の奥さんの家では
旦那が全く何もしないと分かった場合
「うちは旦那がちょっとは
やってくれるから
恵まれているな…」
と奥さんは改めて思うはず
奥さんにこのように
有り難いと思われることで
奥さんからあなたへの対応は
全般的に良くなるはずです
一方
週に一度仕事を一時間
早く切り上げたところで
自分の仕事に関わる人たちに
迷惑をかけない形にすること
つまり不幸せにしないことは
十分可能ではないかと思います
自分が一定の時間を使って
行動することで人の役に立って
少しでも幸せにしたいと考えるなら
週に少しの時間でも良いので
早く仕事を切り上げて
家事に取り組んでみてください
そして継続するように
努力してください
きっとその効果が