さて、昨日と今日はセンター試験。
例年通り、「国語」 だけやってみた。
結果は 172点。
現役並みの点数を取れる教科は、
もはや 国語しかない 悲しい現実。
第1問 【現代文・評論】 46点
岩井克人 「資本主義と 『人間』 」 から出題。
国語なのにリカードとかマルクスとか出てきた・・・
今は、企業のイメージ戦略やブランド戦略で
商品の価値が大きく左右されてしまうからなぁ。
ヴェニスの商人の影はいっそう濃くなっている。
第2問 【現代文・小説】 50点
中沢けい 「楽隊のうさぎ」 から出題。
現役時代に小説で満点とったことがないので驚いた。
中沢さんの小説が私の感覚に合っているからだろう。
部活で団体競技をやってた人なら 共感できる内容。
母親とのぎこちない会話の場面は 身におぼえあり。
第3問 【古文】 39点
中世王朝物語 「恋路ゆかしき大将」 から出題。
はっきりいって難しすぎる。 時間が一気になくなる。
原文をマジメに読み進めた人は混乱したんじゃないか。
センター古文では問いのほうを先に読むのが鉄則だが
鉄則どおりやっても ちんぷんかんぷんのストーリーだ。
第4問 【漢文】 37点
黄子雲 「野鴻詩的」 から出題。
漢文は作者の "教訓" を どれだけ早くつかめるが勝負。
「学問を修めるには 基礎から一歩一歩 着実に進めよう。
ただし 最初の選択を間違えたら いくら努力しても無駄」
っていうのがこの問題の教訓。 ちょっぴり読み間違えた。