今日は数件、バイオニームをツバキやサザンカなどに散布してきました。
すると、早くも一か所チャドクガが発生していました。
まだ小さい幼虫ですが、この毒毛でかぶれる人は多いので注意しないといけませんね。周辺にはたっぷりとバイオニームをかけてきました。やがて、摂食阻害を起こして飢え死にするでしょう。
昨年も5月中旬にチャドクガが発生したツバキにバイオニームを散布したのですが、初期の食害の他には食い跡は見られませんでした。十分に効果があったようでした。
バイオニームはニームオイルと木酢液を主要成分とした病害虫の防除剤です。ニームオイルは、東南アジアから中東に自生するニーム(インドセンダン)の種子から抽出される物質で、｢アザディラクチン｣をはじめ8種類の活性成分が含まれています。この「アザディラクチン」という成分が害虫が卵が孵らないようにし、成虫の食欲を無くさせ、変態を防ぐだけでなく、害虫を寄せ付けない効果があり駆除に優れた効果を発揮するのです。(参考：日本ニーム協会ニームについて )
また、ニームは人間が生葉を食べたりお茶にして飲んでも影響が無く、肉食性の昆虫やハチ、ミミズ、クモには無害ですので、ペットを飼っていらっしゃる方や、化学物質にアレルギーのある方、農薬は嫌だという方でも安心です。