多くのバンドで活動するギタリスト、大村孝佳さんの機材調査です
・ギター
- ESP/SNAPPER Ohmura Custom・・・メインで使うカスタムモデル
アルダーボディ、メイプルネック、PUはダンカンのYJMを搭載
ペグ、指板、フレット、ブリッジにいたるまでこだわられたモデルです
現場によってはアクティブPUであるBLACKOUTを載せたり、ダンカンのマイケル・ランドウモデル(STK-S1の改造モノ)のPUを載せたり、シングルサイズハムを載せたりするそう - ESP/SE Ohmura Custom・・・ストラトのカスタムモデル
木材や仕様はほぼ同じで、PUはクラシックスタックを搭載 - ESP/SNAPPER-7 Ohmura Custom・・・スナッパーの7弦モデル
アルダーボディ、メイプルネック、ローズウッド指板でブリッジはHIPSHOT製
PUについては、以前はフロントにSH-1、リアにSH-5を搭載
現在はEMGの81と85を載せている - ESP/M-SEVEN Ohmura Custom・・・M-SEVENのカスタムモデル
アルダーボディ、メイプルネック、エボニー指板でブリッジはHIPSHOT製
PUはスナッパー7と同じで、スケールは666mmスケールを採用
メインギターのPUは、STK-S1、STK-S4、STK-10と変遷していて試行錯誤が伺える
<2014/07/13追記>
現在のメインピックアップはSTK-S1を基にした、マイケル・ランドウモデル(サーではなくダンカン製)
少なくとも2013年ごろからはこのPUを使用しており、その理由として「今まで使ってきたスタックタイプの中で一番シングルっぽい音がするから」だと言っています
<追記>
自身のバンドや、LIV MOONではシングルコイルを
マーティーバンドではハムバッカーを主に使用しており
メインギターはシングルサイズのJBと'59を
サブギターにはTB-5とSL59-1nという組み合わせで使用しています
そのほかESPのM-ⅡやMAも使用
アコギはC4メンバーTOKIのつながりで
GLAYのTAKURO所有のMartinや、TERU所有のYAIRIを使用
自身もGodinやTACOMAのアコギを所有しており、LIV MOONなどで使用している
・アンプ
- Marshall/2203KK・・・JCM800のケリー・キングモデル
自身のバンドやC4で使用している
パワー管がKT88を使用しているのが特徴
セッティングはベースとミドルをマックス、ハイは普通だがプレゼンスは高めという設定
シングルコイルのギターをメインにするので、この設定でもややハイはきつめ - Marshall/JVM 410H・・・マーシャルの最新フラグシップモデル
マーティバンドやLIV MOONのライブで使用している
以前はヒューケトのトライアンプも使っていたようで
その他にも、場合によってはEnglなども使うようです
個人的にはヴィンテージ系モデルを使ってないのが意外でした
・エフェクター
- Xotic/RC Booster・・・クリーンブースター
バッファー的な使い方もできるエフェクターで、踏むと太く艶のある音にできるとか - DOD/250 Preamp・・・ゲインブースター
イングヴェイの使用で知られるエフェクター
大村さんが使用しているのは改造を施したもの - BUDDA/Budda Wah・・・ワウペダル
ミッドレンジが強調されたサウンドが特徴 - MAXON/AD9 Proアナログディレイ
テープエコー風のサウンドを得ることができる - BOSS/NS-2・・・ノイズゲート
- SOBBAT/DB-1・・・オーバードライブ
レコーディングなどで多く使用
また、LIVではBOSSのコーラスやディレイも使用するほか
会場によってはBOSSマルチ、GT-10も使用
マーティバンドではBOSSディレイ、Providenceコーラスも使用
以上が、分かる限りの大村孝佳さんの機材です
エフェクターも少なく、マーシャルを使った王道サウンドといえます
source:
ESP Musician's Gallery
Takayoshi Ohmura Official Site