【さくら学院】2016年度卒業 | えばーらいふ

【さくら学院】2016年度卒業

去年の今頃はオーガがいなくなったらどうなるんだろう・・・と思っていました。2015年度でサガクは一度完成されて、2016年度は谷間の年度になるかもしれないと不安でした。2016年度が終わった今、そんな不安を感じていた自分を責めたくなるぐらい、2016年度は2015年度を上回る完成度だったと思います。ですが、転入式や5周年ライブがライブビューイングされた2015年度と比べ、ロガールを除き、現場に行かなければ楽しめない2016年度だったので在宅父兄である私たちには少し寂しい気持ちもありました。舞台もすぐにDVD化(BDじゃなかったので満点ではない)されて運営の在宅父兄への気遣いも感じました。

 

2016年度が終わって感じること。それはミレナ育成という側面が見え隠れしていたなということ。元々人気も才能もあった彼女に父兄という大きな味方をつけさせ、さくら学院の卒業生という称号(レッテル)を与える。ダンス・歌・トーク力のレベルアップ。舞台の主役という経験。異例とも言える中2での転入。卒業して間もなく仕事が決定する、など。次は既に実績のあるアイコ、モモエあたりが推されるのではと。

 

次。サラの成長。今のサラを誰が想像できますかという話です。中3というと、ケヤキのセンターやハカタのナコミクと同い年でしたが、全然負けてない(正確にいうと勝っているところもあればもちろん負けている部分もある)。立場さえ与えてあげればその役目を全うできるだけの力はあります。サガクの育成機関としての方向性は間違っていない。巨大グループと大きく違うところは高校からの将来を拘束しないことでしょうか。

 

次。アイコの成長。成長が頭打ちしたと思われたアイコが歌と精神面で大きく成長しました。歌はどこに出しても通用すると思います。精神面では、何と言ってもサラ・ミレナが一つ上の学年にいてくれたことが大きかった。2015年度のメンバーが先輩だったらアイコはここまで成長できなかったと思います。精神的に一気に大人になりました。2017年度はその集大成に期待しています。純粋に小5から転入した最初の中3です。サガクの育成機関としての本質が初めて見られることになります。

 

次。楽曲に対する向き合い方の変化。まず、卒業式で夢に向かってをやらなかったことが大きい。モアユイと同じく、シーユーで幕を閉じたことは来年に繋がる。そろそろ呪縛を解き放つ時ということ。アイデンティティの登場。この曲が出てきたときは衝撃を受けました。ついに出たかという感じです。しかもメンバーはこの曲が大好きで歌詞に共感できるといいます。サガクもついに円熟味を増してきましたね。そろそろ伝統という言葉を公に出していって良い時期に来たのかもしれません。ユビキリの登場。完成度の高さ。そして卒業式1度きりの発表。お金儲けしか考えていない超巨大グループの皆様。これがTHEさくら学院です。恐れ入ってください。

 

ロガールがあった時期は幸せでした。父兄にとってもメンバーにとっても。今いるメンバーにここまで愛着が湧いているのもロガールのおかげですし、2017年度の転入メンバーが可哀相です。おそらく小5or小6が2人入ってくると思いますが、ちゃんと愛情注げるか心配です。もう2017年度はスタートしています。あっという間に転入式がやってきます。それがさくら学院なのです。