なぜ二期が始まって四話も放送されてから存在に気づいてしまったのか


うっかりハマってしまっただけに、できることなら最初から見たかったですね・・・見始めはわけわかりませんでしたよ。

「Selecter infected WIXOSS(一期)のブルーレイディスクボックスが発売」?いやー12800円はキツいっす。いつかレンタルとかできるようになったら見ます。


まあ、Wikipediaにちゃっかりストーリーの要旨が載ってたり、MADを探してみたら「あっ・・・(察し)」ってなることも少なからずあって世界観をだいたい理解してきてます。

それに見ることができた5~8話っていうのはなかなか設定上重要なところだったみたいですしね。



んでせっかくなので今日見た8話の感想をば。


ついに(体感4話目)作中における夢限少女システムの始まりについて語られましたね。いきなりイオナが語りだしてAパート突き抜ける長話を展開したのには度肝を抜かれましたが、かなり重要なところでした。

謎だらけだった少女「繭」は当時屋敷の一室に軟禁されていて、ある日屋敷の「外の世界」のことを知り、時を同じくしてWIXOSSを手に入れます。カードゲームの遊び相手、友達として「シロ(現タマ)」「クロ(現イオナ)」を創造した繭は、いつしか二人に手伝わせ、外の世界に住む、自分にない自由と選択権を持った少女たちに復讐することを考えるようになるわけです。

んでなんやかんやでその悪意が生み出したシステムが広がり、今に至るというわけですね。

タイトルは「その世界は私物」とありましたが、まさに繭にとって夢限少女システムはそういうものなのでしょう。


そのへんの設定について思うところはいろいろありますが、なんか魔術的な始まりがあったところよりもウリスがあんな強かったっていうことに驚きましたね。




守りたいこの笑顔


るう子がイオナに前人未到の「レベル5」へのグロウをさせたように、ウリスもタマを・・・なんか・・・こんなんにさせていました。

サイバイマンかと思いましたよあの戦いぶり。

やっぱり、バトルへの意欲がこのような進化を可能とさせるんでしょうね。ウリスは7話で「美しいものが壊れていくのが好き」とか言っていましたが、セレクター同士の戦いを少女の願いをぶち壊す手段として見ていました。

戦いに勝ったその先ではなく、戦いそのものが目的になっている彼女。それは繭の「願いをエサに戦わせてルリグを増やす」という目的にも似た、理想的な意思を持った人材だと言えますね。


最後唐突に(7話から延々キチっていたのでそれほど唐突でもなかったかもしれない)晶に重症なんだか軽傷なんだかわからないレベルの怪我を負わされた彼女でしたが、今後の活躍にも期待ですねえ。