心理学的にも正しい恋愛を充実させる方法 | huusosoのブログ

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恋愛関係を持続させるのに、ほとんどのカップルが受けるアドバイスは、いかにケンカを回避するかということ。でも、本当の恋愛上級者カップルはケンカよりも、ふたりの関係のポジティブな面を最大限に活かすことにより神経を注いでいます。
心理学者たちの間で、”アプローチ・オリエンテーション”と呼ばれているこうした新しい考え方は、物事のネガティブ面ではなく、ポジティブな面に注意をもっと払い、良い部分を伸ばしてゆくというものです。
“するべきでないこと”を列挙されるより、”すべきこと”をどんどん勧められたほうが、気持ちも前向きになってきませんか?

“するべきでないこと” (ネガティブ) なことより、”すべきこと” (ポジティブ) なことに集中する!
“するべきでないこと” (ネガティブ) の例

相手に小言を言わない、相手の文句を言わない、相手が不愉快に感じること(例、トイレのシートは上げっぱなしにする、歯磨き粉のチューブは真ん中から絞り出す、など)をしない

“すべきこと” (ポジティブ) の例

相手をほめる、楽しみを分かち合う、意義のある時間を共有する


では、恋愛における”アプローチ・オリエンテーション”のより具体的な方法をいくつかご案内しましょう。

1) 相手に感謝の気持ちを伝える
自分のパートナーに感謝の気持ちをつげる、シンプルなようですが、こうした小さなことが長い目で見ると、ふたりの関係をより安定した確かなものにするうえで大きな効果を発揮します。関係が長くなるほど、お互いの存在が当たり前のようになり、相手を蔑ろにしてしまいがちですが、相手に感謝の気持ちを日々伝えることは、常に相手の良い部分を見直すきっかけとなるからです。


2) パートナーの新しい要素に気付く
これも恋愛関係の長期化とマンネリに関係することですが、付き合いが長くなると相手の行動や性格の小さな変化に鈍感になってゆくのが人の性というもの。しかし、恋愛関係をつねにエキサイティングかつ刺激的なものとするためには、日々変わってゆく相手のことにもっと注意を向け、これを褒めたり、感心したりすることが大切です。相手の変化を見逃さないよう、日々よく観察してみましょう。

3) 楽しみを共有する
一緒になにかを楽しむ、というのは、恋愛関係のエッセンスでもあります。生活が、仕事と家の往復、請求書の支払い、家事と睡眠だけで終わってしまうなんて、味気がないと思いませんか?カップルとしてふたりが心から楽しめる時間を、お互いが意識して作り出すことがなによりも重要です。夕食は必ず一緒にとる、週末はふたりでなにかする、水入らずの旅行を計画する、こうした定期的なイベントを忘れないようにしてください。

4) パートナーに理想の自分を見いだす

幸福なカップルとは、お互いの良さを最大限に引き出し合えるふたりです。オランダの心理学者、キャリル・ラスバルト氏はこれを”ミケランジェロ効果”と呼んでいます。パートナーが、お互いの長所を認め合って、最良の自分を”彫り出す”ように作用するからです。
試しに、あなたの個人的な目標を書き出してみてください。つぎに、あなたが好ましいと感じているパートナーの人柄や性質について考えてみましょう。この両者が重なり合っていることがありませんか?
“なりたい自分”と”相手の中に見いだした理想像”、このふたつが明確になったら、あとはパートナーの力を借りて、自分の目指す理想に近づく努力をしましょう。お互いにベストを引き出し合える、成長しあえる関係こそ、理想の恋愛関係といえます。