その後バランスを取りながらなんとか体重を3600gまで増やし
心臓カテーテルの検査を受けた結果
動脈管を切除した部分とつなぎ合わせた部分が狭くなっていることが判明
最初はグレン手術のみの予定でしたが
この部分を解決すべくDKS吻合も行うこになりました（生後119日目でした）
右心室から出ている上大動脈と
左心室から出ている主肺動脈をくっつけて
狭くなっている部分に吻合し1本の大きな血管へ
さらに全身から流れてくる上大静脈を切断し
左右両方向に流れる肺動脈に吻合
これが現在のせがれの心臓の状態（だと思います）
上半身部分の酸素を使い切った血液が全身から直接肺に行き
それが心臓に戻ってくるようになりました
これがグレン手術です
残りの下半身部分がフォンタン手術と言い
今のところこのフォンタン手術を最終目標としています
グレン手術のおかげで現在はサチュレーションが70点台→90点台へ
軽い心不全はあるものの徐々に点滴を外せるまでになり
現在は退院目指して酸素の入れ替えや経口摂取の練習をしています
退院後は外来で様子を見ながら本人の成長を待ちます
体重の増加はもちろん臓器の成長や血液の流れなどなど
フォンタンを受けるにはいくつもの条件を満たさねばなりません
今まではせがれのがんばりにより比較的順調に事が進んでいますが
この先想像し得ない困難が待ち受けているかもしれません
それでもせがれが元気に笑顔で過ごせるよう
家族全員で支え合って頑張っていこうと思います
心臓図の元はここからお借りしました→素材屋花子