タイトル、
『受験生活を思い出に』・・・・・・っって
何言ってんだこのBBA
って、思っておられることかと思います。
お伝えしたいのは、言葉通りの意味
【受験生活を明るくエンジョイ】的な側面ではなくて(もちろんエンジョイも最高に大事ですよ)、
大学生、社会人になった時に、そのあなたの受験勉強を、
【あんなにクソみたいに勉強ばっかりやったこと自体が、思い出になること】
つまり、
自分のこれからの長い長い人生の中で、
その受験勉強をしてきた生活、積み上げた自分自身が、
どうやったって否定できない、消すことのできない力となって、生きる過程に役立つこと。
ネタとして、武勇伝として、どこでだって堂々と語れるようになること。
自慢ではなく、笑いを交えながら、
【あれはあれで、本当に楽しかった】と思える自分のヒストリーにすること。
これが一番、大切です。
合否、勿論大事です。
まだまだ、日本は学歴主義の会社はゴマンとありますし、
就職活動になって、あなたや他の応募者からの履歴書を読む採用側にとって、
学歴とは大きな判断材料になることは、現実に今でもあることだと思います。
ただ、同じ受験生活をしてきた、
高校3年間、毎日8時間から10時間、欠かさず毎日、勉強してきて、
センター試験・国公立大学2次試験を経験し、
就職氷河期〜就職〜結婚・出産→離婚→重度障害児持ち身寄りなしシングルマザー、
という、
超転落人生・ド底辺な今を生きているアラフォーBBAが言いたいことは、
受験の合否なんて、正直、人生のアテになんて全くならない。
学歴は勿論、何かの拍子で身を助ける時もあるから、ないに越したことはないが、
そういう小さな要素ではなく、
一番良かったことは、勉強漬けの受験生活をしてきて本当に良かったことは、
【あの時の経験が、今の自分を根底から支え、希望を見失わないマインドを確立してくれた】
ということです。
だから、今、このような苦境の中で生きながらえていると言っても過言ではない状況の中でも、
やっぱり生きていたい、
目標に向かって行動することって人生の最高の楽しみだと思う、
成功のために頑張るより、成長のために頑張って、その後に成功がたまたまついてきた、
その過程が思い出になること、楽しい思い出になること、後で誇れること、自分の言葉で誰かに伝えられること、
つまり、
自分の歴史・ポートフォリオとして、人生に刻むことができるくらい、必死に努力したと誇れること。
それが、それこそが、
貴方方の受験勉強の、最たる収穫であり、今後の人生の最大最強スキルになります。
私は自信を持って言えます。
受験生活を必死に足掻き乗り越えたあなた方は、もう無敵。
結果は勝手についてくるだけ。合否は、どっちでもいい。
大事なのは、プロセスを誇れるか。
それがあれば、どこに行ったって、どんな状況に置かれたって、
それこそ私みたいな、いきなり埃のような存在として生きていかなくてはいけない立場の人間に成り下がったって、
自分を卑下することは、ない。
何にぶつかったって、
【あの受験生活を超えてきた自分が、今の壁を乗り越えられないわけがない】って、
考えられるんです。
これが、上記に書いた、
【希望を見失わないマインド】なんです。
そして、ついでなのですが、私は某公立大学(当時の偏差値は65くらい)を卒業したという些細な肩書きがあるおかげで、
今までも、パートなどは、やはり合格しやすかったです。
ママ友からも、羨ましがられました。
でも、これは単なる、おまけ。ラッキー。
この程度です。たまに、『あぁ、多少学歴があって良かったのかな』という機会が、少しあるだけ。
やっぱり、私にとって、あの受験期間の高校3年間は、結果以上に、
その過程が、
最高の思い出であり、今の私を大きく大きく支えています。
今でも、塾の自習室やサテライト受講室の光景、
夜の9時半まで塾で講義をし、真っ暗の道を激チャリで帰ったこと、
休みの日も塾の自習室で朝から夕方まで引きこもって勉強したこと、
切磋琢磨した同級生たちの顔、
学校の模試後に張り出された上位50人の張り紙に自分の名前があった時の喜び、
・・・・・・・昨日のことのように蘇ります。
たとえ、今、そんな努力すら掻き消されてしまった人生を歩んで居ても、
この記憶は消えることがないし、いつだって私を立ち上がらせてくれる、とんでもない力になっているのです。
高校受験はもう終わりましたかね?
大学受験は、私立は終了し、国公立は、今日明日で前期日程が終わりますね。
国公立の方々、後期まで、最後まで、諦めてはいけません。
必死に食らいついてください。
最後まで、駆け抜けてください。
後悔を残してはいけない。
今まで最高に頑張ってきた貴方方の人生は、もう明るい。
無敵であり、何があっても、恐れるものはありません。
月並みな言葉ですが、最高のスキルを習得された若い皆さんが、
最高の未来を築けることを確信しています。
上記のことは、来年度の受験生の皆さんにも、強く伝えたいです。
この受験シーズンになると、2000年に受験を経験した私としては、
昨日のことのようにあの受験生活のことが思い出されます。
そして、心からのエールが、溢れるんです。
頑張れ、と、よく頑張ったね、が。
私も、これからも、毎年ニュースで流れる受験の日の画面を見ては、
鼓舞され、
強く生きていくと決心する日にしていきたいと思います。