拳道会の裏と表 | 我が人生に読書あり

拳道会の裏と表

孤高を行け―心に宿す拳/倉本 成春
¥2,100
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これも実際に読んだ本ではなくて、倉本氏の師である




「拳聖 中村日出男」という弟子達が編纂した書籍を過去に

読んだことがあった。




極真全盛期だった頃、裏の空手家として知る人ぞ知る人間が

この中村日出男氏だ。




極真会館の高弟が、氏の大山ではなく、この中村まで

学びに来ていたとのいうのだから、驚きである。




又、力道山に空手チョップを教えたのはマス大山である

と空手バカ一代では書かれていたが、実際には中村日出男が

伝授したという。




よく、中村の元をたずねていたらしく、酔っ払うと「兄さんもですか?」

と中村のことを兄さんと読んでいたとのことだった。




中村は拳道会を主催し、中村しか出来ないといわれている30センチ

の垂木をなんの造作もなく、手刀で真っ二つにしてしまう。

土管を廻し蹴りでなんなく破壊してしまう。




それも80歳を超えた老齢でやってのけるのだからすごい。





劇画「範馬刃牙」の登場人物「恩地独歩」のモデルにもなった。





ただ、一つ残念な話は、最初は「北朝鮮系」の人間しか

入門を許さなかったということ。




これは本当かどうかは知らないけど、力道山とも在日

ネットワークでつながっていたということになるのかな。




2ちゃんねるに出ていた話だから眉唾感は否めないけど。




そういえば、何かの本で暴れている2冠王を取った空手王者が

それを傘にきて、暴れ周り、別の空手の達人に惨敗したという話を

もう10代の頃に聞いたことがあったが、予想通り、某会館の

某人物だった。




で、別の空手の達人が上記写真の「倉本氏」





中村から「優勝してしまうから、極真の全国大会に出てはいけない」

といわれていたらしい。






で、オレが前にいた流派もきな臭い話が多くて、支部長が横領で

数年おきに破門処分になっている事実。





やはり、武道をたしなむ人は武勇伝以外については清廉潔白で

いて欲しいと考えるのは夢を見すぎなのかな。