ここ何年かずっとProToolsHD10を使ってるのがコンプレックスでした
そしてようやく我がスタジオにも
ProToolsHDXを導入することが出来ました
近年パソコンのCPUの性能もあがり
百何十万とかのパソコンを買わなくても
我がスタジオのような弱小スタジオでも
ProToolsHDXを導入出来るようになりました
HDX導入した記念に経緯などなどをここに残したいと思います
まず自分のスタジオはHD10を使っていたので
プラグイン数の制限がすぐにきてTDMとNativeのやりくりとか
新しめのプラグインとの互換が悪かったりとか
ストレスになることが多かったので
『ProTools Ultimateを使いたい!』というところから始まりました
自分が使っていたMacPro2010でアクセル3で
ProToolsHD10を動かしてるシステムから
スムーズにHDXに乗り換える方法はいくつかあって
予算や用途や予算や予算で
悩みに悩みました
3年ほど
行きつけの機材屋“宮地楽器RPM”に
現在のスタジオを作った12年前からの機材の先生がいます
自分がやってる音楽の傾向を考えて機材を教えてくれたり
損得なく「その値段なら他で買ってもいいですからね」とも言ってくれたり
うちのスタジオの機材全てを決めてると言っても過言ではないくらいです
機材を見に行く際毎回ProToolsHDX導入の相談もさせて頂いてました
そんな先生が
「Mac miniという選択はどうですか?」と
Mac miniってあのMac miniですか?
「そうです。Mac miniはHDXカード入りませんからカードをシャーシに入れてThunderboltで繋ぐやり方です。」
「MacMiniも一緒に入れられるシャーシも最近AVID純正で出ましたしね」
!?
時代は進み、バカでかいMacPro2010同等いやそれ以上のパワーが
Mac miniには備わっていたのです
それにMac miniを入れられるAVID純正シャーシ!?
Mac miniは高熱を発することで有名だし
Mac miniを入れられるシャーシはファンがうるさいことで有名だし、、
しかしその日から頭から離れず、、
人柱になることを覚悟で
清水の舞台から飛び降りる覚悟で
とりあえずMac mini購入です
Mac mini 2020
3.2GHz 6コア第8世代Intel Core i7(Turbo Boost使用時最大4.6GHz)
32GB 2,666MHz DDR4
1TB SSDストレージ
この小ささ、このスペック、
未来感を感じざるを得ません
CPUは一番いいやつ、メモリはあとで増やせるのですが一応純正32GB、
ストレージも一応で1TB、
妥当な選択だと思ってます
そしてMac miniを購入し後に引けない状態まで自分を追い込み
シャーシを購入しました
AVID / HDX Thunderbolt3 Chassis Rack
これがまた高い、、
ですが純正という安心感とファンが一つでファン音が静かそうだったのと
何より超かっこいい!ということで決めました
プラグイン購入や必要なケーブル購入等で
予算が逼迫する中、
最後までNativeかHDXか迷いましたが
自分の用途や環境を考慮したり
後々後悔したくなかったので
『男を見せるんだ』と訳の分からないことを心の中で叫びながら
HDXカードをゲットです
これで三種の神器は揃いました
「よーし、youtube見たりとかググったりして調べながらくむぞー」
??
今回も検索に引っかからない、、
マジか。。
ということで次回は恒例、
俺なりの説明書シリーズ、
俺なりの【AVID / HDX Thunderbolt3 Chassis Rack】のリグり方説明書と
使ってみての感想を少しだけ残したいと思います