「青い花が咲くと思うんです」と
言ってくださった方の元へ、参ります。
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【花】
永遠が「ない」なんて
知らなかった。
信じる意味さえ知らずに
ただ、心を預けた。
ある日、終わりがきて
思い出を持ったまま
ゆっくりゆっくり、
やわらかな泥の中に沈んだ。
花と、一緒に。
あのころのきれいな景色を
無邪気に見ることは
もう、できない。
人は変わるのだから
心は変わるのだから
誰も
自分のことも
信じられない、と
深く沈んだ背中から
それでも青い花が芽を出す。
地上で咲いては
あの日と同じ
美しい空の夢をみる。
＊ ＊ ＊
ね、君の夢は
ほんとうになるよ。
無理に信じなくていい。
信じられないことを
泣かなくていい。
人も心も
変わり続けると知って
信じることの意味を知って
絶望して
それでも、
いつかまた
誰かを想う日が来る。
次に咲くのは
青い花だけど
赤い花を
持っていて、いいよ。
君の一部でしょう。
あたたかい日々だったのでしょう。
大切にしたらいいんだよ。
君の思い出と同じ空を
見せることは、できないけど
大丈夫だよ。
ゆっくりでいいよ。
のんびり、待っているよ。
君が、起きたなら
泣きながらでも、起きたなら
どろだらけでも
赤い花を持っていても
「よく来たね」って
抱きしめるよ。
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「花」 20141203
・サイズ：横３０cm・縦３６cm（約。額の大きさ）
・価格 ：４５，０００円（額装込み・送料着払い）
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ご成約済みです。ありがとうございます。
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いつか、そのときの気持ちを、懐かしく眺める時のために。
優しい色の額に、そっと入れました。
お客さま宅に飾ってある様子
明るいお部屋に、優しく馴染んでいます。
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