【お仕事の、裏の裏】聞く（聴く）ということ。

こんにちは、ふんわりイラスト・とうこです

今日は、お仕事の、裏の裏の、お話。

－－－

「うん、うん」

お話を聞いていると、お客さまの　こころ　や　想い　が次々とでてくる。

「うん、うん」

メールじゃ、出てこない。

じーっと、耳をすますと、でてくる。たくさんでてくる。

自分では「忘れたことになっていた」　ほんとは大きな、モヤモヤ。

ひっかかっていた、ちいさいころの出来事。

わたしは、じーっと耳をすませる。頷きながら、聞いている。

泳いでいる魚を、決して驚かさないのと、おんなじ。　

話のゆくえを、見守りながら、じーっと聞く。

ここだな、って思ったときに、質問。

「どう、思っていますか？」

お客さまから、ぽん！　と飛び出してくる、キーワード。

逃さないように、つかまえる。　それを　きっかけに、お話がどんどん　こぼれ出てくる。

わたしが「聞き手になる」と決めると、　驚くほど　みなさん　お話になる。

わたしは、じーっと、聞いている。

狙いすまして、質問する。

がむしゃら時代、こんなことは　なかった。

なにかを教えることはあっても、じっくり話を聞くだけの　時間も　余裕も　なかった。

どこで　この力を身につけたのだろうと不思議なのだけど

いろんなことがあって

いろんな世界を知って、聞くって「決めた」。

決めたら、できた。「聞くちから」が、ぽん！　と、開花した。

もともと鋭かった「予測」と「たくさんの繊細な知識」がプラスされて、「質問」になる。

ああ、ここで引っかかってるな、ってところを捕まえる。

ゆらゆら漂う合間に、ゆれている方向に、狙いすました質問を、投げ込む。

「●●みたいなことも、ありましたか？」

響く。

引き出す。

お話を　お聞きしていて、お客さまに言われたこと。

「なんでわかるんですか

！？」

うん。

わたしはたぶん、物語を読むように、あなたのお話を、聞いている。

どこかに向かおうとしている、「あなたの物語」。

話を聞きながら、「物語」が、どこに行こうとしているのかを、みている。

ほんとうに、驚くほど、お客さまが話してくださる。

「聞く」ってすごいことだと思う。

こうやって　聞けるようになったことに、ただ、感謝する。

お客さまが、話してくれること。

新しい世界を伝えてくれることに、感謝している。

－－－

わたしの物語はどこに行く？／とうこに、聞いてほしい／こころを整理してみたい

という方は、こちらからどうぞ