お酒がのみたいかー！と聞かれて、

ポーランド人（酒飲み多し）の割合の多い私たちのグループは「おぉぉぉー！！」となりました笑

エミリオもモロッコ産のワインボトルを購入。

ここも中庭があって、ステキな場所でしたー

皆バスの中でアルコールご解禁。

モロッコでは基本的に宗教の関係でアルコールが飲めないところが多いので、これは想定外のサービスでしたｗ

しかしエミリオの買ったワインボトルはコルク式のため開けられず（どんくさいｗ）

ほろ酔いの旅の仲間を連れながら2つ目の街に到着～

ここではモロッコの畑仕事や植物の紹介でした。

サクラの咲く春のモロッコ。

あちらこちらに桜吹雪が見れてまるで日本の田舎の様。

この町の後半で1人の男の子がついてきました。

ここに至るまでにたくさんの子どもがお金頂戴とせがんできたので、多分この子もお金が欲しいのだろうと予測。

「こんにちわ」

って言われたから「こんにちわ」って返したら、「ニホンジン？」とお決まりの質問。

「ニホンジンだよ～」って言ったら、

「アリガトウ、サヨナラ」と日本語を披露してくれた。

で、この子がくれたのが葉っぱで作ったしおり。

「お金持ってないからもらえないよ」って言ったんだけど、

「いいよ、お金はいらないよ、プレゼントだよ。」と。

複雑な心境。

多分お金が欲しくてついてきたんだと思うけど、この子は謙虚だった。

景色も絶景で、のどかな時間。

うちの複雑さは増していく中、お金をあげられるものならあげたい気持ちになった。

モロッコでは全ての物価が半分以下だから、うちからしたら少しの小銭でも生活の足しになるのだろう。

ただホントに小銭を持ってなかった(´;ω;｀)ゴメン

ツアーの最後にガイドさんにもチップを払うのだけど、10€（1200円くらい）しか持ってなかった私たちは5€支払って5€返してもらうことにした。

で、返してもらった5€を、しおりをくれた彼にあげた。

この額はこの子にとっては確実に多い。

だが小銭がない。

他のツアーの人にも聞いたけど、みんな大きいお金しかもってなくて小銭がなかった。

でもどうしてもこの子にお金をあげたいってなった。

で、5€あげてしまった。

エミリオは額が大きすぎることに何故かややご立腹だったけど、5€でこの子の将来を変えられるかもって思ったら、5€くらい大したことないよね？

うちらがワインに8€使えるなら、この子に5€あげたほうが為になる気がしない？

この子がいい子だということは直感で分かるのよ。

多分学費とかに使う感じだよ？

いままで散々子どもにお金せがまれてもあげなかったけど、この子にはあげたかったのよ。

この選択どうでしょうね？

私はこれで正解だったと思ってます。