松島の後、お盆には少し時期がズレてしまったお墓参りに仙台へ…のはずだったけど、
お天気もとてもいいし、ダンナさんが子供の頃や大学生になって東京に来てからも
たまに友達と訪れてたという、奥松島の海岸も回ろうという事になりました。
遠浅の海岸が続いていて、海を遮るものなく地平線が広がっててキレイなんだよと
海は見えてるけど、ダンナさんの話とずいぶん違う印象。
それに、いくら海水浴シーズンには遅いと言っても、さっきまでの松島の賑わいと打って変って
人を見かけません。。
(途中で週末のみ海水浴場が開いてるという看板を発見)
そして、ようやく悟りました…!
ここは被災地だったんだと。
隣接する東松島が大きな被害を受けたのに対して、松島では湾内の大小の島々が自然の防波堤の
役割をして、思いの外、被害を受けなかったというニュースを震災時に聞いていたのに、
実際に被害の跡を目にするまで全く失念していました。。
見渡す限りの平原が広がってる一角には、建物の基礎部分が残ってる場所や、
花も手向けられてた場所もありました。
(さすがに部外者の自分は、そういった遺族の方々の気持ちに勝手にカメラを向けちゃいけないと
写真には撮れませんでした)
遮るものが何もなかった遠浅の浜に堤防が作られて、かつての浜辺だった場所に湿原が出来たようです。
『遠浅の海岸が続いていて、海を遮るものなく地平線が広がっててキレイなんだよ』
ご冥福をお祈りします。
みんな安心して暮らせますように。。。
見て下さってありがとうございます