以前目標にしていた『悪魔』も折り上げて、一息ついていた折り紙テーマのブログですが、とうとう私も手を出してしまいました。
折り紙テーマ10回目記念としてははこれがふさわしいでしょう。
複雑系折り紙の天才 神谷哲史氏の代表作
『エンシェントドラゴン』
エンシェントドラゴン(超上級レベル) 「神谷哲史作品集」 より78.8×78.8㎝ 不切正方形一枚折り 体長、体幅ともに約40cm
紙は薄手の和紙を使うと折りやすいようなのですが、これは紙専門店の「竹尾」で購入したビオトープGA-FS 連量45 色はベリーレッドを使用しました。
ポーズを決めて飾るために尻尾と首に針金がそれぞれ一本仕込んであります。あと、頭部の角と翼の爪は紙がバラケないように少し糊づけしてまとめました。
せっかく頑張って作ったのに飾る時に格好悪いなんて許せませんしね。糊や針金はこの際、最小限の譲歩です。
頭や脚に細かい折りが集中するので、確かにでかい紙の方が折りやすいのですが、でかいとそれだけ折り目がずれないように気をつけるのが大変
紙がまとまって手元で折れるようになると楽なのですが、それまでに紙を床に広げて四つん這いの格好で折り目をつけていく作業が長い腰が痛いのなんのって
これは一辺30センチの紙で作った手のひらサイズのエンシェントドラゴンです。
さすがに細かい部分は省略することになりますが、断然こちらの方が折りやすかった。でかい方は毎日ちまちま折って延べ15時間以上かかっているか。でもこのミニドラゴンは時間は10時間ほどで折れたと思います。
大きさを比べるとこのくらい違います。
3歳のころから折り紙と共に人生を歩んできた神谷氏はまさに天才
ディバインドラゴンはエンシェントドラゴンと同じかそれ以上に複雑なのですが、それを考案したのが高校生の頃だそうです いったいどんな高校生ですか
テレビに出演した時は、でかい紙でディバインドラゴンを3時間で折り上げていましたからさすがオリジナルは違います。
脚の折り方など、まだ納得のいかない部分もあるので、またキレイに折れたらアップします。