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A tale of two political systems by Eric X. Li
二政治体制の物語(エリック・X・リー)



URL:http://www.ted.com/talks/eric_x_li_a_tale_of_two_political_systems.html?embed=true


宇宙人エロヒムの最後の預言者である弥勒菩薩ラエルが、楽園主義という労働者階級がない共産主義の一種である社会システムを提案されました。

この楽園主義の社会システムに人類の社会が近い将来到達する事を予測させる面白い考えをTEDで発言している中国人の方を発見したんです。

彼の説明を良く読むと、まさしく、人類は楽園主義に向かうべきであり、それ以外に人類が平和な楽園に到達出来ないと言うことがわかります。

楽園主義を実現するためには、まず、世界中の国々のリーダー達、科学者達がある合意を持たなくてはいけません。
それは、戦争を直ぐにやめ、世界中の軍隊を全て廃止しすること。
そして、世界中の富を世界中の人達の生活を豊かにするために使うこと。
つまり、世界の1%の銀行家達のように、力づくで武力を行使して自分だけが世界中の富を独り占めするのをやめ、世界中の人達でそれを分け合う事に同意するのです。

そして、そのために楽園主義の社会を作るため、最先端の科学技術を使い、楽園主義システムをつくり上げることです。

その社会では、貧困はなく、貨幣はなくなり労働もなくなります。最先端の科学技術を駆使して作られた自動化生産システムが、ロボット・ナノロボット・コンピュータなどを駆使して、今まで労働で作っていた全製品を自動で作るようになり、完成した製品を自動で配送する仕組みを使う事で、人々を労働から完全に開放することになります。

全ての人達が豊かに暮らせ、無料で自分の家をもてるようになり、毎日を自由に自分がしたいことを好きなだけしながら暮らせるようになるのです。

その社会を実現する時がまさにそこまでやってきています。

世界の崩壊に進むか、それとも、世界の繁栄と平和に進むか、その岐路に人類が立たされているのです。


では、ビデオの内容の翻訳をお読みください。





訳文開始・・・


二政治体制の物語(エリック・X・リー)

話し手: エリック X. リー(Eric X. Li)


$宇宙と1つになるとき0 When Becoming One with the Universe 弥勒菩薩ラエルの言葉を振返り-shangai_now

エリック: おはようございます。私のなまえはエリック・リーといいます。(上海の現代の写真を指して)私はここで生まれました。(▲)


$宇宙と1つになるとき~ When Becoming One with the Universe 弥勒菩薩ラエルの言葉を振返り-01I_was_born_there

でも、いいえ、あそこで生まれましたのではなくて、(昔の上海の写真を指して)(▲)

ここが私が生まれた場所です。文化革命の絶頂の時の上海で。私の祖母から聞いた話によると、彼女は私の産声を聞くのと同時に発砲の音を聞いたそうです。


私は、人類について知るべき全容を説明出来る物語を聞きながら育ちました。それはこのような内容でした。
『人類の社会はどれも直線的な発展をする。それは、原始的な社会から始まり、奴隷社会、封建主義、資本主義、社会主義へと移行していき、そして、最終的に私達はどこに行き着くでしょうか?共産主義です!遅かれ早かれ、人類の全ては文化や言語の違いに関係なく、政治的、社会的発展のこの最終的段階にたどり着くでしょう。地球上の全人類が共に結ばれ、その後ずっと幸せに生きていくでしょう。』



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$宇宙と1つになるとき~ When Becoming One with the Universe 弥勒菩薩ラエルの言葉を振返り-03DemoInChinaしかし、そこにたどり着く前に、善と悪の間での闘いに私達は関わっています。社会主義の善が資本主義の悪に対抗して、善が勝利を収めるでしょう。これは、もちろん、カール・マルクスの理論を基にして創られたつくり話ですが、中国人達はそれを本当に信じたんですね。私達は来る日も来る日も、その素晴らしい話を聞かされました。そして、その話は私達の一部となり私達はそれを信じたのです。その話はベストセラーでした。世界の人口のおよそ3分の1がその凄い話と共に暮らしたのです。



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それから、世界は一夜にして変わりました。私に関しては、私の青春時代の失敗した宗教により幻滅を感じ、私はアメリカに行き、バークレーのヒッピーになりました(会場から笑い)。今、私が成人の年齢に達した時に、何か他のことが起きました。まるで、1つの大きな物語が十分でないかのように、私はもう1つの物語を聞かされました。これもまた壮大なお話でした。そのお話もまた、全ての人類の社会は1つの終わりに向かって直線的に進歩していくと主張しています。



もう一つの物語

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『全ての社会は、文化の違いにかかわらず、何なら賭けてもいいですが、キリスト教、イスラム教、混乱教は、伝統的な社会から進歩するに違いありません。その伝統的な社会の中では、人の集まりが現代社会における基本単位であり、その現代社会では、細分化された個人達が独立した単位となり、これらの個々人は定義によれば、分別のある人達です。そして、彼等は皆1つの事を求めています…投票権です。彼等は分別がありますから、一旦投票権を与えられたら、彼等は良い政府を生み出し、その後ずっと幸せに暮らすのです。』



また、地球上の楽園ですね。遅かれ早かれ、選挙による民主主義が全ての国々における唯一の政治的システムとなり、全ての人達が自由市場によりお金持ちになるのです。

しかし、、私達はそこへ到達する前に、善と悪の間での闘いに勝たなくては行けません(笑い)。は民主主義である人達であり、民主主義を地球全体に広げる使命を負います。は選挙を開かない人々であり、善の人達は悪に対して時には力ずくで民主主義を広げていきます。



選挙制民主主義を武力で世界中に普及する「善」の人達

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ジョージ・ブッシュ・シニア:新世界秩序


ジョージ・ブッシュ・ジュニア:私達の世界の専制政治を終結


オバマ大統領:権力を握る全ての人達に単一基準を。


(ブッシュ大統領の写真を見せる。)


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「使命完了」・・・




【グラフ】選挙制度の民主主義 対 その他の政治制度
(下のグラフ参照)

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この物語もまたベストセラーになりました。フリーダムハウスによると、民主主義の数は、1970年の45から2010年の150にまで上昇しました。過去20年間において、西洋のエリート達は休むことなくこの全体像を世界中に早足で駆け巡りながら売り込んだのです。複数の政党が政権を獲得するため争い、全ての人達が彼等に投票するというやり方が、長い間苦しんでいる発展途上国にとっての唯一の救済の道なのです。その趣意書に賛成する人達は成功する運命にあり、その趣意書に反対する人達は失敗する運命にあります。しかし、今回、中国はそれに賛成しませんでした

一度でもいいから私を騙してみろよ。(観客の笑い)

残りの話は歴史となっています。



【グラフ】貧困の状態で生活している人々の推移

Linving Under Poverty

ほんの30年の間に、中国は世界で最も貧しい農業国の1つから二番目に大きい経済大国にまで成長しました。6億5000万人の人々が貧困から脱却しました。その期間において、世界の人口の80%の貧困の緩和が中国において実現されました。別の言い方で説明すると、新旧の民主主義が1つになり1党制の国が選挙制度を使わずに貧困の緩和をやり遂げたのです。



$宇宙と1つになるとき~ When Becoming One with the Universe 弥勒菩薩ラエルの言葉を振返り-10_tickets to eath meatいいですか、私はこの事について学びながら育ってきました。肉は月に一人100グラムに分配され一回供給されます。もちろん、私は私の祖母の分も食べたのは言うまでもありません。

だから、私は自分に問いかけたのです、この図式のどこが悪いのだろうかと。私はここ自分の故郷にいて、自分のビジネスは急激に成長し、限界に達し、起業家達は毎日起業し始め、中産階級は人類史上前例のない速度と尺度で拡大しています。しかし、あの壮大な物語では、このどれも起きるべきではありませんでした。


$宇宙と1つになるとき~ When Becoming One with the Universe 弥勒菩薩ラエルの言葉を振返り-11_3 personsそこで、私は自分に出来る唯一の事をしに行きました。それについて勉強したのです。はい、中国は中国共産党という1つの党により運営される一党の国です。そして、彼等は選挙を行いません。私達の時代の支配的な政治理論により3つの前提が作られました。そのようなシステムでは、経営上柔軟性がなく、政治的に閉ざされていて、道徳的に非正統的であると。


しかし、その3つの前提が間違っていて、その反対が真実なのです。適応性、能力主義社会、合理性が中国の一党制をよく表している3つの特徴なのです。

3つの特徴



殆どの政治学者達は、一党制は本質的に自己修正をする能力がないと私達に言うでしょう。一党制は状況に応じて適応できないので長くは持たないだろうと。しかし、ここに事実があります。世界で最も大きな国を運営する64年の歴史において、その一党の政策の範囲は最近の記憶の中では他のいかなる国よりも広いものでした。抜本的な土地の集団農場化から、大躍進政策におけるまで、農地の民営化、それから、文化革命、そして、デン・チャアピンの市場改革(鄧 小平 <とう しょうへい、ダン・シャオピン、1904年8月22日 - 1997年2月19日>)、それから、その後継者のシャン・ツェミン(江沢民)がとった党員資格を民間企業の人々に対して開くという大きな政治的一歩が踏まれ、マオ(毛沢東)の統治の中では想像だにしなかったことがなされてきました。ヽ(^。^)ノ

江沢民


このような中で、江は2002年11月、自身の任期で最後となる第16回党大会を主宰し、自ら提唱した「3つの代表」理論(中国共産党は先進的生産力先進的文化最も広範な人民の利益を代表する)を党の指導思想として党規約に追加した。「3つの代表」理論を掲げて私営企業主へも門戸を開いた中国共産党は、この党大会より階級政党から国民政党への転換を始めた[8]。しかし、「3つの代表」理論については保守派から批判が出され[9]、「江は『3つの代表』理論を党規約化することで自身を毛沢東・鄧小平と同格に位置づけようとしている」と江に反発する意見も強かった。ともあれ、「3つの代表」理論を党の指導思想とした江沢民は、この党大会で総書記・政治局常務委員を退任し、2003年3月、第10期全国人民代表大会第1回会議で国家主席も退任した。その後、2004年3月の第10期全人代第2回会議において憲法が改正された際に、「3つの代表」理論は「マルクス・レーニン主義」・「毛沢東思想」・「鄧小平理論」とともに国家理念として憲法前文に追加された。

ウィキペディアより



なので、中国のその党自身が大規模なやり方で自己修正するのです。組織的には、新しいルールを成立して以前機能していなかった部分を修正します。例えば、任期の制限です。政治指導者達は昔は自分の職業を一生維持しつづけ、権力を蓄積し、規則を永続させていました。マオは中国の父ですが、長期的な統治は破滅的な間違いに繋がりました。そこで、党は68歳~70歳で定年になるように任期期間の制限を制定しました。私達が良く耳にする事の1つに、政治改革が経済改革に遅れをとってしまっているということであり、中国は今政治改革を必要としています。しかし、この計画は政治的先入観・偏見の裏に隠されている政治的落とし穴なのです。

ある人達がどんな種類の変化を見たいかについて優先事項を決めてしまい、そのような変化だけが政治改革と呼ばれます。しかし、真実は政治改革は一度も終わったことがなく、30年前、20年前、または、10年前でさえ、中国社会の全ての側面は、最も底辺の地方レベルから、最も高い中央に至るまで、中国国家がどのように統治されるのかは今日では認識出来ません。今日、これらの変革は最も根本的な種類の政治改革なしでは実現不可能です。私は思い切って提案しようと思います。中国の党は政治改革における世界の第一人者であると。

二番目の提案は、一党による統治の場合、権力が少数の人達の手中に集中し、悪い統治と汚職が起きてきます。確かに、汚職は大きな問題でありますが、まず最初に、より大きな背景を見て行きましょう。あなた方の中には反論もおありでしょうが、その党は今日の世界では偶然にも最も実力主義的な政治制度の1つでした。中国の最も高位の上部組織である多事務局には25人のメンバーがいます。最も最近の政治事務局では、構成メンバーのうちの5人だけが特権を持つ背景から来た人達です。所謂「小君主」と呼ばれていますが。
国家主席と総理大臣を含むその他の20人は全く普通の経歴から来ています。300人、または、それ以上のメンバーからなるより大きな中央委員会の中では、権力と富の中で生まれた人々の割合はより小さなものです。高齢の中国のリーダーたちの圧倒的多数は、自分のやり方で競争しながら頂上に登って行きました。この方法を先進国と発展途上国の両方にいる支配層エリート達と比較してみると、その中国の党が上層志向のトップに位置している事に気がつくことでしょう。

問題は、一党により運営されているシステムの中でそれがどうやって可能なのかということです。さて今、私達は西洋人達にはほとんど知られていない強力な政治制度であるその党の組織省について考えます。この省は巨大な人的資源エンジンのように機能し、それは最も成功している企業たちが羨むようなものでしょう。


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この省は自ら回転するピラミッド(▲)のように働き、3つの構成要素からなります。行政事業部門、国有企業部門、そして、大学や地域プログラムなどの社会組織部門です。これらは、中国の役員達にとって、別個の、しかしそれにも関わらず、統合されたキャリアの道を形成しています。これらは大学卒業者達をリクルートし、彼等新卒者達を新入社員として、この3つの全ての路線の役職につけます。そして、彼等は一番底にある「クーユェン」と呼ばれる部分からスタートします。それから、彼等は縦に伸びていく4つのエリート階層を昇進していく事が出来ます。─「フーカー」「カー」、そして、「フーチュー」「チュー」─ さて、これらは空手キッドの映画で出てくるお話ではありません。真面目なお話なのです。この役職の範囲は幅広く、村の健康管理を行う役職から、都市地域での対外投資、そして、企業での経営者に至るまで様々です。


宇宙と1つになるとき~ When Becoming One with the Universe 弥勒菩薩ラエルの言葉を振返り-14_triangle

年に一度その省は彼等の仕事ぶりを再検討します。彼らの上司や、同僚たち、そして、部下たちをインタビューします。個人的な日頃の行いなども入念に調べます。彼等は世論調査を行い、それから、その調査で勝ち残った人達を昇進させます。自分のキャリアを通して、彼等は自分のキャリアを通して、これら全ての3つの経路を行き来することが可能です。そのうち、優秀な人達はこの4つの土台のレベルより上に進み、「フーチュー」そして「チュー」レベルに進むことが出来ます。そこでは、彼等は高位の公務員職に入ります。この時点に至るまでに与えられる典型的な任務といえば、数百万人の人口のいる地域の管理とか、または、数億ドルの収入がある企業の経営をします。このシステムがどれだけ複雑なものであるかをお見せしましょう。2012年に、90万フーカーカー・レベルがあり、60万フーチュー、そして、チュー・レベル、そして、たった40万フージュージュー・レベルがありました。ジュー・レベルの後は、最良の少数の人達は更に幾つかのランクを上がっていき、最後には中央委員会に到達します。(上手参照)このプロセスは20年から30年ぐらいかかります。政治家の支援者に対する利益供与は役割を持ちますか?はい、もちろんです。しかし、その利点は基本的な推進力に存在し続けています。本質的に、その組織省は中国の数世紀続いた高級官僚システムの現代版を運営しています。



宇宙と1つになるとき~ When Becoming One with the Universe 弥勒菩薩ラエルの言葉を振返り-15_chinese president中国の新しい大統領シージーピング(習近平)は元リーダー(習仲勲【元国務院副総理】)の息子であり、最高位職でご活躍されています。彼にとってでさえも、その大統領という地位に到達するのに30年もかりました。彼は村の管理員としてスタートして、多事務局に入る時までには、彼は合計1億5000万人の人口がいる諸地域を管理するようになり、米ドル1兆5000億ドルのGDPを統合しました。


さて、どうか私の事を誤解なさらないでください。これは皆さんへの嫌がらせではなくて、単に事実を述べているだけなのです。ジョージ・W・ブッシュを覚えてらっしゃいますね?彼でさえも、嫌がらせではありません!(会場から笑い)

テキサス州知事になる前は、または、バラク・オバマが大統領に立候補する前は、もし中国にいたとすれば、中国の人口の小さい州知事の仕事も出来はしなかったでしょう。ウィンストン・チャーチルは、かつて、「民主主義はそれ以外の全てを除いてひどく酷いシステムである」と言いました。ええ、明らかに、彼は組織省の事を聞いたことがなかったのでしょう。

西洋人達は、複数政党の普通選挙権による選挙が政治的正当性の唯一の源であるのが当然であるといつも考えています。私はかつて一度、「中国の党は選挙により投票されていませんが、その正当性はどこから来ていますか?」と、聞かれたことがありました。そこで、私は逆にこう聞き返しました、「能力についてはどうでしょうか?」

私達は皆知っています。1949年、中国の党が政権を獲得したとき、外国勢の攻撃により国土をバラバラにされ、中国は国共内戦(國共戰爭、Chinese Civil War)から抜けだせずにいました。その頃の平均寿命は41歳でした。今日では、世界で二番目の経済大国であり、産業用発電所があり、人々は次第に増えていく繁栄の中で生活しています。


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基礎研究が中国人の一般的な生活動向を提示しており、ここにその最近数年間の統計値が出ています。
国の進む方向に満足している…85%。(▲)


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5年前よりも生活が豊かになったと考える人々…70%。(▲)



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未来がより良くなると期待している人達は、途方もなく多くて、82%。(▲)



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イギリスのフィナンシャル・タイムズでは、世界中の若者の考え方、行動について世論調査を行い、これらの数値が、まだ入手したばかりですが、先週に来たばかりです。中国の青年層世代の93%が彼らの国の未来について楽観的であるとしています。(▲)

さあ、これが正当性ではないならば、この数値が何なのか、私にはわかりません。

対照的に、世界中のほとんどの選挙からなる民主主義は悲惨な演技に苦しんでいます。私はここにいる観衆の皆さんのために、ワシントンからヨーロッパ首都に至るまで如何に機能を果たしていないか、詳細について説明する必要はありません。数例を除外して、選挙による政治形態を受け入れた発展途上国達の大多数が貧困と内戦に未だに苦しんでいます。政府が選挙により選ばれ、そして、50%の承認を下回り、数カ月後に、未だにそこを推移しており、次の選挙まで更に自体は悪くなるのです。

民主主義は選挙と後悔の終わりのないサイクルになってきています。

この数値の割合で見ると、申し訳ありませんが、正当性を失う危機に瀕しているのは中国の一党制ではなく、民主主義です。しかし、中国は申し分なくある種の超一大帝国(スーパーパワードム)への道を歩んでいるというような間違った印象を皆さんに 今 与えたくありません。


宇宙と1つになるとき~ When Becoming One with the Universe 弥勒菩薩ラエルの言葉を振返り-20smog中国は今膨大な課題に直面しています。このように痛みを伴う変革と共に起きる社会的、経済的な諸問題は気が遠くなるような感じがします。汚染問題が1つであり、食品安全制の問題、人口増加問題など。

政治の最前線では、最悪の問題は汚職です。汚職が蔓延しており、このシステムの土台と道徳的正当性を蝕んでいます。しかし、殆どの解説者達はこの「病気」を誤診しています。汚職は一党制の結果起きたものであるから、それを治すためには、一党制を排除しなくてはいけないと彼等は言います。

しかし、より注意深く見てみると違う答えが見えてきます・・・


$宇宙と1つになるとき~ When Becoming One with the Universe 弥勒菩薩ラエルの言葉を振返り-21_worldmap

トランスペアランシー・インターナショナルは最近の中国を170ヶ国の中で70から80位に位置づけています(▲)。そして、そのランキングは上昇傾向にあります。世界で最も大きい民主主義国であるインドは94位であり、下降し続けています。中国よりも下のランクに位置づけられている100ほどの国々は、その半分以上が選挙制度による民主主義国家です。ならば、選挙が汚職の万能薬であるのなら、何故、これらの国々は汚職を解決出来ないのでしょうか?

私は、今ベンチャー・キャピタリスト(投機的事業への投資家)ですが、賭けをしましょう。自分自身の名声をかけて将来の予測をせずにこの話を終わりにするのは公平ではありません。

今後10年間の間に、中国はアメリカ合衆国を追い抜き、世界で最も大きな経済大国になるでしょう。一人あたりの所得は全ての開発途上国の中で最上位に近い位置となります。汚職は減少へとカーブを描いていきますが、完全にはなくならないでしょう。そして、中国はTIランキングでは60位より更に10から20段階上の位置にまで上昇するでしょう。経済改革は加速し、政治改革は引き続き行われ、一党制は断固として守られるでしょう。

私達は1つの時代の夕暮れ時に生きています。誰もが知っていた主張をしてきた超物語は20世紀において私達を失望させ、そして、21世紀においても私達を更に失望させています。超物語は、民主主義を内側から殺している癌です。今、私はあることを明確にしておきたいと思います。私は民主主義を非難するためにここにいるのではありません。それに反して、民主主義は西洋が上昇するのに貢献したのであり、現代社会の創造に寄与したのです。多くの西洋エリート達が彼らの政治制度を作り上げたというのが誰もが知っている主張ですが、それは西洋の現在の罪悪の中心に位置している傲慢さなのです。彼等が他者に自分たちのやり方を押し付けるための時間を少しだけ減らして、自国の政治改革のためにその時間を使えば、彼等の民主主義にもより良いチャンスを与える事になるかも知れません。

中国の政治的なモデルは選挙を行う民主主義にとって変わることは決してありません。なぜならば、後者とは違って、中国の政治システムは世界中に共通する普遍的なものだという振りはしないからです。そのシステムは輸出することは出来ません。しかし、それがまさに要点なのです。中国の例の重要性はそれが代替手段を提供するというのではなく、しかし、別の可能性が存在する事を実証する事にあります。この超物語の終わりに近づきましょう。共産主義も民主主義も賞賛すべき理想かもしれません。しかし、彼等の独断的な普遍主義の時代は終わりました。人々に、そして、私達の子供たちに、全ての社会が進化するべき唯一の未来において私達自身を統治する方法が唯一1つだけしかないというのはもうやめましょう。それは間違いです。それは無責任であり、一番困るのは、それはうんざりするのです。

普遍性とは複数存在するという認識に変えましょう。おそらく、より面白い時代が私達の前にあるのかもしれません。私達はその次代を迎えるのに十分なほど勇気をもっているのでしょうか?

ありがとうございます。


(ここで、エリックの話が終わります。そして、司会者のブルーノがステージに上がってきました。<管理人>)

ブルーノ: エリック、二分ほど私とここにいてくれませんか?2つほど質問をしたいのです。この会場にいる多くの人達が、一般的に西洋の国々において民主主義システムが機能不全になっている事についての貴方の分析に関する説明に賛成すると思います。しかし、・・・



・・・続く