AMERICA TODAY:

米国のホームレスの為の「テント都市」の写真集
ロバート・ジョンソン(Robert Johnson)

投稿日:2011年9月8日
2:52 PM

写真: ロバート・ジョンソン(Robert Johnson)
宇宙と1つになるとき-テント市1
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


コピーライトについて

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もし、私のブログの読者がこれらの写真を自分のブログで紹介したい場合には、ロバート・ジョンソンさんに直接許可をいただいてください。
また、自分で許可を得て使用する場合には、このコピーライトに関する注意書きを必ず書いてください。

管理人より


ダグ・ハードマンは毎朝、彼の頭の中で流れる歌、彼の昔舞台での日々のぼんやりとした記憶で目が覚めます。

彼のアメリカン・インディアンのテントは、ニュージャージー州レイクウッド郊外の森林の中のホームレス・テント市にあるが、そのテントの中には、雄鶏が朝早く目を覚まし、朝は既に涼しくなってきています。
雄鶏
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


住宅危機のためにフロリダ州の家を失ったミュージシャンであるハードマンは、テント市を放浪しながら出たり入ったりし、彼の子供たちのことを誇りに思っていて、今では過去のこととなった生活を懐かしく思うと言います。

彼はここに沢山の友達がいます。

テントシティーは最近ニュースで取り上げられ、コミュニティーのリーダーのスティーヴン・ブライアンがメディアが注目してくれたおかげで、多くの寄付金が集まったと言いますが、その一方で、地域の政治家からの迷惑な注目も集まりました。

ここで公有地に自由に出入りできるために市と争ってきていましたが、ブライアムは彼の裁判を善意で担当してくれるニュージャージー州の弁護士に出会いました。

ジェフ・ワイルドという弁護士は、ホームレスの人口は市民の一部であり、よって公有地にも自由に出入り出きなければならないと市役所に対して主張しました。レイクウット市役所は、このケースを法廷に持って行く代わりに和解案を提案し、ブライアンは「もうこれ以上避難所を設置するのをやめ、70人を超える人数の人達を滞在させない」という合意書にサインをしました。

しかし、昨年の冬はテント市の人たちは三つの木造の建物を作り、すべての人たちが滞在できるように、暖かくいられるようにしたのです。

昨年は私達は誰も失いませんでした。」と、ブライアムは言います。「そして、誰も病気にならなかったよ。」

今年は違う可能性があります。市役所の人たちがテレビで避難所の様子をみた後、解体要員を送り込んできました。中に何か置いてあればその周囲の壁は取り崩され、貧相な家具や服飾品は取り崩された板に付いたままにされていました。今年はテント市の住民たちは、火事の危険性が高くなりますが、テントとプラスチックのほったて小屋の中に薪ストーブを入れなくてはなりません。

ブライアンは、ホームレスの人達を助けようとしているのに、行政がそこで彼らが生き抜いていくのを不可能にしていて、今年はもしかすると死者がでてしまうかもしれないと言います

米国では現在のところ、70万人以上の人たちがホームレスであり、2007年から2010年にかけてその数字は20%増加しました。

最近の国連の報告によると、米国政府が市民の水や公衆衛生施設へのアクセスを禁止し、ホームレスの人たちを刑罰の対象にするやり方は、人権に関する世界宣言、そして、経済的、社会的および文化的権利に関する国際規約に反すると指摘しています。

ブライアンはこのキャンプを五年前に始め、毎年ここを訪れる人の数は増えています。ある人たちは居残り、ある人たちはパートタイムの仕事を自分が見つけられる場所で見つけて立ち去りますが、結局戻ってきます。

「この地域では技能が低い手作業の労働者の数が仕事数に比べてかなり過剰になっています。」と彼は言います。「本当に何も人々に出来る仕事がないのです。」

ブライアンは高電圧の電気工事請負業者としてニューヨークの橋やトンネル内で仕事をしていますが、しかし、彼の使命はレイクウッド森の中のこの場所にあるのです。

「この場所は藪や小さな木々がなく、普通ではないですが、この共同体は生きる抗議運動になっています。」と、ブライアンは言います。私は彼にそれはどういうことかと訪ねると、「政治のシステムの偽善的な行為、不誠実さについて私たちは抗議しているのです。政治は人々のためにあるべきなのに、現実はそうではありません。

(レヴェレンド・スティーヴ・ブライアム(Reverend Steve Brigham)さんへの連絡先:P.O. Box 326, Lakewood, NJ 08701)

※ 管理人:もし、ブライアムさんに支援したい方は連絡をとってください。

※ この日記の写真は全てロバート・ジョンソン氏撮影です。
この日記へのロバートさんの写真の掲載については、ロバート・ジョンソン氏に直接メールで許可を得ております。許可無くこの日記の写真を転載することは出来ません。全てコピーライトは、ロバート・ジョンソン氏にあります。



この交差点から向こう側は、
ニュージャージー州のレイクウッド町の郊外になります。
宇宙と1つになるとき-郊外
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


森林の中、70人以上の人たちが住む。
宇宙と1つになるとき-入り口
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


ある人たちはここに何年も住んだ事があります。このキャンプ場は
レヴェレンド・スティーヴン・ブライアムさんにより管理されており、
色んな階級の人たちを歓迎している。
宇宙と1つになるとき-管理者
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


街の食料品店から時折このような焼いた食品の差し入れが入る。
baked foods
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


ニーナさんはポーランド出身で、スティーヴによると、
彼女の夫に家から追い出され、彼女はこのキャンプにやって来ました。
今、彼女はボルシチ(ロシアの煮込み料理)を食べています。
$宇宙と1つになるとき-__.JPG
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


これが、ニーナの家です。
$宇宙と1つになるとき-__.JPG
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


ニーナさんは、ポーランドにいる彼女の
家族のことを思いさびしく思うことがあります。
$宇宙と1つになるとき-__.JPG
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


彼女は車のバッテリーを電源代わりに利用しています。
$宇宙と1つになるとき-__.JPG
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


音楽家のダグ・ハードマンさんで、協会の礼拝でピアノを弾いています。
$宇宙と1つになるとき-__.JPG
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影

タグさんがピアノを弾く様子を見てください。



タグはこのアメリカインディアンのテント小屋に住んでいます。
$宇宙と1つになるとき-__.JPG
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


平和の女神の恵みの雨の後でも、中は乾燥していて
古いすすの煙突のような匂いがする。
$宇宙と1つになるとき-__.JPG
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


………生活必需品………
$宇宙と1つになるとき-__.JPG
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


エルウッド・ハイヤーさんはここに住んでいます。
掘っ立て小屋の外側を1ドルショップの裏で見つけた品物で飾っています。
$宇宙と1つになるとき-__.JPG
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


エルウッドはドラッグの重罪を受けてしまい、
立ち直ることがずっと出来ませんでした。
$宇宙と1つになるとき-__.JPG
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


エルウッドさんはシンシア・ヴェリンガさんと一緒に住んでいます。
彼女がこの内装をしてくれました。
$宇宙と1つになるとき-__.JPG
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


この女性と彼女のボーイフレンドは彼らの子供たちに
ネットで彼らに気付いてほしくありませんでした。
$宇宙と1つになるとき-__.JPG
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


しかし、彼らはここに住んでおり、私を中に入れてくれました。
$宇宙と1つになるとき-__.JPG
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


居間です。
$宇宙と1つになるとき-__.JPG
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


古い寝袋が断熱材として壁に取り付けられています。
供給された焚き木に、砂で一杯の小さな入れ物。
$宇宙と1つになるとき-__.JPG
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


寝室
$宇宙と1つになるとき-__.JPG
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


化粧台鏡と裏側にはトイレ
$宇宙と1つになるとき-__.JPG
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


この場所が冬に燃え尽きてしまわないようにデザインされた煙突
$宇宙と1つになるとき-__.JPG
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


マリリンとマイクは景気後退のせいでニューヨーク市の仕事を失い、貯金を使い果たし、他にどこにも行くところがありませんでした。
$宇宙と1つになるとき-マリリンとマイク
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


彼等は鶏を育てていて、鳥達を更生させています。彼等にはテントがあり、鶏にはテントがあります。
$宇宙と1つになるとき-鶏と一緒に住んでいる家
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


防水シートを上からかけてあるこの場所が彼等のキッチンで、マリリンは今コーヒーを作っています。
$宇宙と1つになるとき-マリリンとコーヒー
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


公共施設として例えばトイレなどがあります。
$宇宙と1つになるとき-公共のトイレ
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


洗い場
$宇宙と1つになるとき-洗い場
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


電気オーブンコイルで暖かいシャワーと水が利用出来ます。
$宇宙と1つになるとき-電気オーブンコイルで暖かいシャワー
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


洗濯機と乾燥機
$宇宙と1つになるとき-洗濯機と乾燥機
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


鏡と洗濯用手洗い場
$宇宙と1つになるとき-鏡と洗い場
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


ドアの側にはカゴの中に化粧品類
$宇宙と1つになるとき-ドアの側にはカゴの中に化粧品類
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


キッチンもあります。
$宇宙と1つになるとき-キッチン
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


今は、結婚式から貰った食べ物と、パーティーハウスから寄付して貰った食べ物で一杯です。
$宇宙と1つになるとき-食品.JPG
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


調理人がここに住んでいます。
$宇宙と1つになるとき-Cheff's house
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


マリリンが描いた鶏が横切る標識
$宇宙と1つになるとき-Sign
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


鶏はあちこちにいます。卵から雛がかえり、鳥達は食肉用のために殺されたりは決してしません。鶏は害虫などの数を抑えてくれます。
$宇宙と1つになるとき-cockroach
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


うさぎも沢山いるはずなのですが………
$宇宙と1つになるとき-rabits
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


しかし、カゴの中に一匹しかいませんでした。
$宇宙と1つになるとき-うさぎ
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


ガンで亡くなった若い少女の名前が書かれた皆の庭があります。
$宇宙と1つになるとき-__.JPG
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


食品の貯蔵庫
$宇宙と1つになるとき-__.JPG
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


中身が空のシリンダー、協会に住民を呼ぶ時にベルとして使います。
$宇宙と1つになるとき-__.JPG
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影

ブライアムさんがスパナでベルを鳴らしているビデオです。


今では取り壊されてしまった協会
$宇宙と1つになるとき-協会
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


モルモン教の伝道者達が土曜日にやって来て、冬の到来に備えて薪割りの手伝いをしています。
宇宙と1つになるとき-モルモン教
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


キャンプ場では冬の間中これ位の量の薪が山積みになっています。
宇宙と1つになるとき-薪の山積み
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


火事は聞かない事は無い
$宇宙と1つになるとき-__.JPG
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


だから、皆を冬の間暖かく安全にしておく為に
寝るための家が建てられていましたが、しかし、
(管理人:役所から来た人達が恐らく彼等の家を
壊してしまったのが以下の写真かと思われます。
人間としての尊厳は役所には無いのでしょうか?)

宇宙と1つになるとき-壊された家
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


しかし、町の役所の人達がやって来て全部壊してしまいました。
(管理人:この為に凍える人がでてくるかも
知れないのに。愛を一つも感じない人達がいる事が問題だと
思います。この様にホームレスの家を解体する人達の脳は
人に共感したり同情したり、相手の身になったりするミラー細胞が
機能不全を起こしているので医者に観てもらう事を勧めます。)

宇宙と1つになるとき-壊された家2
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


残骸の山が残り、皆のテントや掘ったて小屋の中で薪を燃やして暖かくしていくのです。
宇宙と1つになるとき-壊された家3
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


この様な状況にもかかわらず、彼等は自分の国を愛しています。
$宇宙と1つになるとき-__.JPG
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影


例え、彼等に居場所がなく、メインストリートの人々が
彼等に立ち退いて欲しかったとしても……
$宇宙と1つになるとき-__.JPG
写真:ロバート・ジョンソン氏撮影

残念ながらこの状況は更に悪くなっています。

Robert Johnson
Contact:
e-mail:rjohnson@businessinsider.com




コピーライトについて

このブログで使用している写真は全て当ブログの管理人が個人的にこの記事の執筆者Robert Johnsonさんに使用許可を得て掲載しています。その使用許可は、私が自分のブログで使用する範囲に限られています。
各写真にコピーライトがあり、私以外の人がこれらの写真を無断で使用し、いかなることにも利用できず、利用した場合には法的手続きに入る可能性もあることを明記します。
もし、私のブログの読者がこれらの写真を自分のブログで紹介したい場合には、ロバート・ジョンソンさんに直接許可をいただいてください。
また、自分で許可を得て使用する場合には、このコピーライトに関する注意書きを必ず書いてください。

管理人より



■Tent Cityを米国の市や国の行政から守るためにこの記事の作成者ロバートさんに私達が何かしてあげられることはないか聞いて見たいと思います。

ブライアムさん達は今年の10月に裁判所に行って裁判を受けなくてはならないそうです。

日本の読者の皆さんの中で、他人事ではない、彼らが人間として命を守られ、冬も凍えずに安心して過ごせるように住む場所とささやかな食べ物と水がある事を願う人達がいたら、どうか心のなかで彼等の事を祈ってあげて欲しいです。ほんの数分でいいです。彼等に貴方の愛を送ってあげてください。

管理人より



宇宙人エロヒムからのメッセンジャー弥勒菩薩ラエルが伝えるメッセージ……
http://ja.rael.org/download.php


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