東日本巨大地震の波形について、筑波大学の境有紀教授(地震防災工学)が分析してわかったことをここに書いてみる。
http://blogs.yahoo.co.jp/otenki_bosai/40977415.html


■周期1秒以下の波と、周期1~2秒の波

地震にはまず、2種類の波があるらしい。
1) 周期1秒以下の波・・・縦の波で、家屋の中にあるものが壊れる程度
2) 周期1~2秒の波・・・横の波で、木造建築の家屋や中規模までのビルを半壊、全壊させる威力がある。

・小さい地震の場合、(1)の波が強い⇒家屋やビルは倒壊しない。
・大きい地震の場合、(2)の波が強い⇒家屋やビルが倒壊してしまう。

・今回の東日本大地震のM9.0地震では、(2)の波が小さかった。⇒倒壊した家屋が少ない。

・現在まで判明している死亡者のほとんどは、津波被害の激しかった沿岸部に集中。
・内陸部では数十人程度。

・震度7を記録した宮城県栗原市の地震の(2)の波の強さは、約30万棟が全半壊した阪神大震災の2~3割程度
・仙台市での地震も、(2)の波の強さは、阪神大震災の2~3割程度

・栗原市は、全壊建物は2棟だけ。


それでは、これはどういうことを意味するのか・・・。

ここで、以下の日記を読んでください。こちらに、北朝鮮が2006年10月9日、『地下核実験を実施した』と発表したことについて触れています。

地下核実験…人工地震の波形を観測
2006年10月11日投稿
URL:http://blogs.yahoo.co.jp/otenki_bosai/40977415.html

この実験では、核爆弾を地下で爆破させた時に起こされた地震が日本の防災科学技術研究所により提供された地震波形グラフで紹介されています。


少し引用してみると・・・
14日には米空軍機がエアサンプラーにて核実験に特徴的な放射能を検出・・・。(途中省略)
核分裂による爆破の場合100分の1秒という精度で同時に爆縮を起こさねばなりません。(地下の)核実験による地震波は人工地震の中でも瞬時に『点』から発生する波として伝播します。一方、構造地震の破壊面は最低でも数kmの断層として『面的』に動くために、その波形は複雑なものになります。


(地下の)核実験による地震波 ⇒ 瞬時に点から発生する波として伝播する。
構造地震の破壊面は、最低、数㎞の断層の両側のプレートが互いに面と面で動くため波形は複雑になる。



ここで紹介されている波形は、地震のものではなく、北朝鮮が実行した地下の核爆発によるもの。しかも威力が小さく、それに気づいた人たちが何をしているのだろうと思ったみたいです。
事実かどうかはわかりませんが、北朝鮮と米国は同盟国ですし、米国が人工地震を第二次世界大戦のころから起こしていたとすると、北朝鮮にこの地下核爆発の実験をやらせ、それにより作りだせる地震がどの程度のものかをテストしていたのでは?と考えたりします。


そして、この北朝鮮の核爆発による地震の波形が、今回の東日本巨大地震の波形と非常に類似しているのではないか?

つまり、東日本巨大地震は、水爆により引き起こされた可能性があるということが、ほぼ波形の類似性からわかりますが、実際にはどうなのでしょうか?

この日本人の教授が更に調査を行い、政府も援助して一緒に原因の究明をしていただきたいです。
HAARPという米国の軍事施設を使った人工地震の発生も可能性としてはあるかとおもいます。

また、日本政府はまず第一に、福島第一原子力発電所の爆発した建屋の現場検証をしなくてはいけないのではないでしょうか。なぜ、それをしないのでしょうか。放射性物質が強いし、緊急事態で現場に立ち入ることもできないということもあるのでしょうか? しかし、必ず近いうちに現場検証して、爆発の原因が何かを特定して、責任の所在をはっきりとしてほしいです。まず、それがこの福島第一原子力発電所の問題を解決する第一にしなくてはいけないことかと思います。

なぜ、現場検証しないのか。そして、地震が起きた震源地も政府はわかっているのですから、その震源地の海底の地殻の調査もするべきだと思います。これほど、何万人もの人たちがなくなったのですから、震源地の地殻の調査や爆発現場の現場検証をするのは当然のことだと思います。
しかし、政府は原子炉の廃水を海にそのまま捨ててしまい、海水に放射能汚染が広がっています。すると、海底の地殻の調査自体もしにくくなってしまいます。何をいったい考えているのか・・・。どうも、政府や東電の行動には不可解なところがたくさんあるように思います。

ここはいろんな意見、考えを考慮しつつ、この「人工地震」について更に調査してみたいです。


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