新燃岳の火山噴火のことで、私のブログでいろいろと書いてきましたが、ここで太陽の活動と火山活動の関係がどうも関係しているということがわかりましたので、ここでご紹介したいと思います。
2008年から太陽の黒点の数がほとんど見られなくなったと言われています。
以下のビデオでは太陽活動の低下と小氷河期の到来についてのビデオです。
小氷河期到来か、太陽黒点なしの状態続く。CO2温暖化はどうなった?(1/2)
ビデオ投稿日:2009年8月
太陽の活動は、11年周期で弱まったり、そまた回復したりというサイクルを繰り返しています。しかし、今そのサイクルが崩れ始めているといわれています。 最後に太陽活動が低下したのが、1996年でした。ということは、通常のサイクルだと2007年ごろには黒点の数が再び増加し始めて、2009年には再び黒点活動が活発になっているはずだったが、現在(2009年)においても黒点の数が低くなったまま太陽活動が活発になってこないという状態が続いている。 太陽は11年周期で活動しているが、過去の記録をさかのぼってみると、17世紀ごろ太陽の黒点が一時期観測されなかった時期がある。それが「マウンダー極小期」と呼ばれる時期になります。1645年~1715年の70年間、小氷河期という寒い時期が続いた。 また、1800年から20年間続いた「ダルトン極小期」がある。 およそ200年に一度小氷河期になると考えると、2000年前後にそろそろ、小氷河期がまた起こっても不思議ではないと推測できる・・・ このマウンダー極小期と、ダルトン極小期の間は、夏が来なかった時期です。このときは、経済での影響と言えば、小麦の価格が高騰しました。 もし、世界的に人口が増え続けている今、小氷河期が来ると深刻な食糧不足になりかねない・・・ このビデオを見てて面白いなと思ったのは、太陽活動が強まると景気が悪くなり、太陽活動が弱まると景気が良くなるということらしい。今は本当ならば、太陽活動が再び強くなっていく時期なので、人間の経済活動が弱くなっていく時・・・と言えるのですが、あいにく、太陽さんは今活動が弱いままになっています。 太陽放射線が人間の心理に及ぼす影響について、このビデオでは話しています。しかし、太陽放射線が人間の脳に与える影響についてはまだ科学的には証明されたりはしていないらしいですね。 |
霧島山・新燃岳から連鎖する火山活動。次は富士山が噴火する?
[2011年02月08日]
最近の新燃岳の火山噴火・・・私もこれをみて非常にびっくりしました。最近は地震も良く発生するし、それにくわえてこの火山の噴火・・・
なぜなのかと自問自答する中で、この記事を見つけました。
以下、引用文です。
↓↓↓
1月下旬から活発な噴火活動が続く鹿児島県・宮崎県境の霧島山・新燃岳(しんもえだけ)。2月5日には一部の地域を除き地域住民の避難勧告は解除されたものの、噴火活動は長期化しそうな気配だ。
52年ぶりの「爆発的噴火」が観測された新燃岳だが、噴火の理由については専門家の間でもはっきりとしたことは分かっていない。そんななか、科学ジャーナリストの大宮信光氏は、「太陽活動の停滞」が今回の噴火に関係していると説明する。
通常、太陽の活動は11年周期で「極大期」と「極小期」を繰り返しており、直近の極小期は2008年で終了するはずだった。だが、実際には未だに活動が活発化せず、地球に悪影響を及ぼしているという。
「太陽活動停滞期は、太陽から吹き出して太陽系全体を保護する太陽風が弱まる。すると、太陽系外から降り注ぐ高エネルギー粒子『銀河宇宙線』が大気を突き抜けて大量に地球に衝突します。この銀河宇宙線は、プレート内で超臨界状態にあるマグマを刺激して火山噴火の引き金となるケースがある。太陽風の “シールド”が弱い状態が続けば噴火の可能性も高まります」
今は全地球的に火山噴火が起こり易い状態ということなのでしょうか?
つまり、太陽活動の低下により、新燃岳のみならず、日本中の火山が噴火の危険にさらされているということ。この点について科学評論家の齋藤守弘氏は、新燃岳のわずか40キロメートル南に位置する鹿児島の桜島が、近年活動を活発化させていると指摘する。
「桜島は昨年、過去最多の年間896回の爆発を記録するなど活動を活発化させており、地下には年間1千万立方メートル程度のマグマの供給が続いています。『遅くとも10年以内に大噴火する』と専門家が口をそろえる一瞬触発の状態です」
この話を裏付けるかのように、霧島連山や桜島が並ぶフィリピン海プレートに、昨年から“異常な兆候”が見られると齋藤氏。
「昨年2月3日、プレート東縁にあたる南硫黄島近海の海底火山『福徳岡ノ場』付近で、海面から噴煙が上がっているのを海上保安庁の巡視船が確認しました。また、昨年来、大規模な噴火が続くインドネシアのムラピ火山も、このプレートの南縁にある。プレート全体に、西へ向かう異常な応力が働いている可能性があるのです」
そして、不気味な動きを見せるフィリピン海プレートの北の縁に位置するのが、ほかならぬ富士山。しかも、富士山は日本の“背骨”とも言うべき「中央構造線」でも新燃岳や桜島と通じているのだ。
1707年の宝永大噴火以来、富士山は“永い眠り”から目覚めてしまうのだろうか。
去年の事を振り返ると、四月、五月とアイスランド・エイヤフィヤトラヨークトル、十月のインドネシア・ムラビ火山と、大噴火が続いて発生していますが・・・どうなのでしょうね
プレイボーイ、2011年2月21日号
特集記事 : 霧島山・新燃岳は「ニッポン連鎖噴火」の始まりか?
http://wpb.shueisha.co.jp/contents.html
ページ : P.40-41
この記事にこういう内容が書かれています。日本でも、たいようと火山噴火との相関関係を示すデータがある。過去約300年間の「全球的な寒冷化を呼ぶレベルの噴火」11例のうち、1707年の富士山、1822年、1944年の北海道・有珠山、52年の伊豆諸島・明神礁など、実に9例が太陽活動低下期に発生しているのです」
鹿児島の桜島と新燃岳はわずか40kmしか離れていません。
霧島連山と、桜島の火山活動には密接に関連していると考えられています。
桜島の地下には、年間約1000万平方メートルものマグマの供給が続いているらしいです。
桜島の最近の活動
同雑誌には、また桜島の最近の活動の活発化についてはも書かれています。↓↓↓今年1月1日から28日までの「爆発的噴火」は50回にも満たなかったが、それからわずか数日後、2月2日の時点では100回を突破しているのだ。」
黒い砂
また、この同雑誌で紹介されたもので、「黒い砂」というものがありました。↓↓↓あまり知られていないが、昨年12月15日午前9時頃、神奈川県警鎌倉市の住民から、「車の屋根に黒い砂が積もっている」と市に連絡があった。同様の砂は逗子市、茅ヶ崎市、大磯町など、海沿いから内陸部にかけて合計19の自治体で確認されたという。
この黒い砂は、神奈川県の成分分析の結果、宝永山につもっていてた富士山の宝永大噴火(1707年)の噴出物と似ているということだけがわかったらしいです。
しかし、これはいったいどこから降ってきたのでしょうか?
これから、日本の火山活動、注意してみていかなくはいけませね。
詳細については・・・↓
プレイボーイ
http://wpb.shueisha.co.jp/contents.html