「働くこと」は、人間にとって最も基本的な活動です。
人間は「働くこと」を通じて、
他者との社会関係を生み出すとともに、
自分自身を表現し、
新たな可能性を求め続けてきました。
他者との社会関係を生み出すとともに、
自分自身を表現し、
新たな可能性を求め続けてきました。
つまり、「働くこと」は、
人間が生存するためだけのものではなく、
人間にとって自己実現の重要な「場」なのです。
ジェンダーの枠組みがもたらした性役割分業は、
男女それぞれの生き方の自由を阻んできました。
男性は稼ぎ手として有償労働(ペイドワーク)を、
女性は働いても報酬が支払われない無償労働(アンペイドワーク)をする
という枠組みをはめられています。
資本主義社会では、経済力がなければ自立して生きていけません。
家事・育児がたとえ重要な仕事であっても、
経済的対価がないとすれば、
誰か経済力を持つ人(夫)に依存するしかありません。
経済力を持つと言うことは、
女性が自分の生き方を自分で決めることができるという
自由を手に入れることです。
自由を手に入れることです。
自分の人生の重大な選択を自らの意思で自らの責任で
実行するためには、「働くこと」が必要なのです。
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