悲しかったこと
よく思い出しては
同じ感情になる出来事を
感じきってみようと思いました。
あの出来事を
思い出す…
感じる…
…
…
出来ませんでした。
薄々そんな気はしてましたよ。笑
よし今、思い出して感じよう
は
やはり無理でした。
その時出てくる感情だから
感じられる。
当たり前のこと。
だから、やっぱり、
嫌なことや悲しい事があった時は
ちゃんとその時に感じよう
と思いました。
今日はおばあさんの命日。
あの時、１週間お休みをもらったけど
あたしには全然足りなかったみたい。
泣いたのは2日くらい。
あとはぼーっと。
ひたすらぼーっとしてた気がする。
あ、書いてたらちょっと涙出てきた。
ふとした時に来るよね
こーゆーの。
今を感じる。
もやもやする。
泣きたいような
そうじゃないような
おばあさんは自死しました。
今思うこと。
寂しかったよね。
ごめんね。
でも、あたしがいて
幸せだったでしょ？
かな。
学生時代から数年前まで基本、
お互い無視。
話したかと思えばケンカ。
おじいさんが寝たきりで
ずーっと介護してたから
そのストレス＋あたしへのストレスで
いつもおばあさんはあたしにキレてたな。
おじいさんの葬式で親戚の人に
「かおるはケンカする相手」
って紹介してたくらい。笑
それが、あたしが20代半ばになったあたりから
やっとお互いに気を遣いながらでも
すこーし話かけるようになって。
あ、話かけるようになったのは、
ちょうどバイク買ったあたりかなぁ？
バイク置く場所を作ってもらわなきゃないから
無視し続けるわけにもいかず
バイクが来るまでに良好な関係を築かなければ！と
こっちから話しかけるようにした。
(昔、靴を買いまくってたら勝手に玄関から外にぶん投げられてて、そのまま捨てられそうになるという事件があったので（笑）)
「ご飯今日は何作ってるの？」
「今日あっついね」
それだけ。笑
無視される時もあれば
返事がある時もあった。
返事があるかはどーでもよかった。
そんな一言会話の延長である日
「あたし、バイク買うからここに置かせてね」
って言って
「はぁ？ちぃせぇのが？」
って聞かれて
「んーまぁまぁのやつ。」
って答えた気がするんだけど、
会話的には長いほうだったな。笑
いざバイクが届いた時は
「いやいやいやいや、こったさおっきいの
どごさ乗ってあるぐっきゃ」
(こんなに大きいバイクでどこに乗っていくの？)
「乗れるってが」
(運転できるわけがない)
とか文句言いまくってたけど、
びっくりしすぎて笑ってた。
たぶん、お向かいの奥さんが乗ってる
原付きくらいの物が来るとおもってたらしい。
なんやかんや言いながら、
庭に置いてあるバイクを見ながら
近所のおじいさんに
「どやしたっきゃコレ！かっこいいでば！」
って言われれば、
「孫が買ってきたぁ！おなごなんだすけ、もっと小さいのにすればいがったのに」
ってあたしの話をしてたなぁ。
そのうちに
あたしがバイクを家の前で自力で押して
(めっちゃ狭い所に置いてた)
バランス崩して
居間の網戸をぶっ壊したり（笑）
おばあさんが育てた薔薇をひいたり（笑）
しても、
笑っててくれるようになった。
ちょっとずつ
家族っぽくなってたけど、
それから仕事のシフト的に
あんまり家で会うことがなくなっちゃって
また話さない期間が長くなって。
そしたらまさかの。ね。
もうホントにびっくりだった。
でも
あたしも何回も
死にたい
って昔、思った事はあるから。
悲しかったけど
ごめんね、気付かなくてって
辛かったけど
お疲れ様。って気持ちもあった。
仕方の無いことだけど、
誰かが居なくなるのは辛い。
仕方ない。
あたしはそれでも
今を生きるしかない。
いつかあたしも死ぬし
まわりの大切な人も死ぬ。
これからは変えられる。
どうなりたいのか。
より良いものを目指すのもいい。
今に幸せを感じるのもいい。
そして
こんな風に
考えれることもまた
幸せの一部なんだな。
あー。
おばあさんにも
たくさんの事を教えられたなぁ。
これが無かったら
あたしは絶対マスターコースに行ってないし
カウンセリングする側に
興味を持つこともなかったと思うし。
おばあさん大好きだよ。
次はなんの姿で
こっちの世界にやってくるのかな。
あの世はきっと楽しい世界。
存分に楽しんでね。
あたしも
こっちの世界で楽しむよ。
