医療法人千手会 ハッピースマイルクリニック院長のほっとブログ -2ページ目

医療法人千手会 ハッピースマイルクリニック院長のほっとブログ

お勧め書籍を中心に<毎日をハッピーに送る秘訣>をお伝えしていきます。

新年、明けましておめでとうございます。年初には、奈良の春日大社に参拝し、皆さまのご健康とご発展を祈念してまいりました(下写真)。ちなみに、おみくじは「吉」でした。

 

さて、時期「北京オリンピック」になりますが、中国共産党政府は、香港の民主運動の抑圧、ウイグル虐殺、チベット虐殺など、数多くの人権弾圧を断行しています。本来オリンピックは「平和の祭典」であるはずです。アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアなど外交ボイコットを表明していますが、日本も、中国の横暴政治に対してはっきり「ノー」を突きつけるべきです!

 

今回ご紹介するのは、佐々木類『チャイニーズジャパン』(ハート出版)です。

 

本書では、「中国がいかに巧みに日本を侵略していっている」かがよく分かります。香港、ウイグル、チベット、内モンゴル、台湾問題などは、決して他山の石ではありません。

 

目に鱗だったのが、先の自民党総裁選挙に出馬した河野太郎さんが、実は中国からマネートラップされているかもしれないということです(pp.146-155)。河野氏の実弟(河野二郎)が経営している会社(日本端子株式会社)が、中国とズブズブの関係にあるそうです。

 

先の自民党幹事長の二階俊博さんが自他とも認める親中派だったことは、世界の人権外交に逆行していましたが、親中派「河野ファミリー」も無視できなくなりました。こういった政治家たちが日本政界の中枢にいたのでは、日本が中国を強く批判できなくなるでしょう。

 

いよいよ年の瀬になってきました。皆さま何かと忙しく過ごされているのではないでしょうか?

 

今年は、フェイスブックが「メタ」という社名に変更になり、仮想空間(VR)への関心が一気に高まりました。仮想空間に人どうしの社会性が加わり「メタバース」と呼ばれています。

 

ただ、インターネットゲーム依存症(IGD)やネットゲーム依存症の患者が増えている今、VRがさらに依存症を加速させていくことでしょう。

 

そこで、参考になるのが、原田隆之『あなたもきっと依存症』(文藝春秋)です。本書では、ゲーム依存症だけでなく、各種依存症について分かりやすく解説されています。

 

特に第6章「オンラインゲーム依存症」では、ゲーム依存症リスクとして、

 

①生活への満足度適応度が低い

家庭の不和

学業達成度が低い

対人関係が苦手

⑤若年

⑥男性

⑦早期にゲームを開始していること

 

の7つが挙げられています。現実世界でストレスを抱えていると、ゲームで現実逃避したくなるわけです。VRもあくまでも“道具”なので、それをどう使うかが大事です。現実逃避するための道具としてVRを使ってはなりません。

 

「地球の温暖化に、二酸化炭素(CO2)が関わっている」というのは嘘八百であることは、以前のブログ(→こちらから)で指摘しました。

 

でも、世界の趨勢は「脱炭素」で進んでいて、まるで“グレタ教”(つまり、根拠がない妄想)のようになっています。

 

最近も、大気中のCO2上昇が、地球温暖化の原因ではないという良書(杉山大志『SDGsの不都合な真実』宝島社)が発刊されています。

 

本書で注目されるのが、日本が誇る原子力技術、「高温ガス炉」の解説(284ページ〜)です。

 

これまでの「軽水炉」とは違い、高温ガス炉では、事故時に最も必要になる「止める」「冷やす」「閉じ込める」という作業が要らないのです。

 

もちろん、グレタ教の人であっても、原子炉なので発電しても二酸化炭素は排泄されないので満足するはずです。逆に、高温ガス炉では、高温化学反応により「水から水素を作り出す」こともできる(IS法)そうです。

 

不勉強なマスコミによる“フェイクニュース”で、「原爆と原発を混同している」方が多いのですが、次世代の高温ガス炉は、さらに安全になっています。一般世帯で、すでに年間1万円も負担を強いられている再生エネルギー(太陽光発電や風力発電)にこれ以上頼るわけにはいきません!

 

従業員が300人以下の「中小企業」は、日本では99.7%を占めると言われていますが、中小企業だけでなく大企業であっても、後継者問題は経営者の悩みのタネです。特に、同族経営の場合、うまく行かなければ、親子問題に発展します。最近では、大塚家具の父(創業者)と娘(後継社長)の確執が世間を騒がせました。

 

ただ「他山の石」で、他の会社の事例研究をしておくことで、事前に自分の会社の対策に役立ちます。そこで今回ご紹介するのが、有森隆『創業家一族』(エムディエヌコーポレーション)です。

 

本書では、ヤマダ電機、大王製紙、大塚家具、ブリヂストン、イオン、トヨタ自動車など、44社の有名企業の後継者問題を分かりやすく紹介しています。

 

とくに、今年9月の、ヤマダ電機による大塚家具の完全子会社化の経緯が、それぞれの会社の後継者問題と絡んで、とても勉強になります。

 

また、ヤマダ電機の後継者問題に、信仰心(創価学会)が関わっていることが発見です。山崎製パンも、キリスト教と関係しています。

 

日本では、とかく宗教関係を隠す傾向にありますが、会社の経営理念に深く関わっているので逃げてはなりません。

 

メンタルの病気では、ほとんどが体の不調をともなってきます。一般には、「自律神経失調症」と呼ばれているものです。自律神経は、交感神経副交感神経のバランスで働いていますが、心が病むとそのバランスが崩れてしまうのです。

 

自動車にたとえると、交感神経がアクセルで、副交感神経がブレーキに当たります。うまい運転には、両方の機能が必要なように、体の健康にもこれらの2つの機能が必要になります。

 

そこで今回ご紹介するのが、小林弘幸『自律神経を整える「あきらめる」健康法』(角川新書)です。

 

本書では、交感神経と副交感神経の両方をうまく機能させる健康法を学べます。

 

たとえば、

 

・私たち自律神経研究チームによって自律神経を測定する器械が開発検証され、今では自律神経を測定することが可能となっています。・・・(中略)・・・そのなかで、「ジェラシーや怒り、あるいは妬みやそねみ、憎しみなど、ネガティブな感情を抱くと、自律神経のバランスを最も大きく乱す」ことが、数値としてはっきり想定されたのです。

 

・心からの笑顔はもちろんのこと、たとえ作り笑顔であっても、口角を上げれば副交感神経は上がるという結果が出たのです。

 

目標がはっきり定まると、交感神経と副交感神経の働きがどちらも高くなり、最高のパフォーマンスを発揮する状態になります。

 

などなど、自律神経のバランスを良好にする秘訣が学べます。自律神経は、免疫系にも影響しているので、バランスを整えることで、コロナ感染にも強くなれるはずです!

 

当院では、前世療法を心理療法に取り入れています(→こちら)が、その前提にあるのが「霊的人生観」(つまり、人間は永遠の魂を持ち、転生輪廻を繰り返しながら魂修行している存在)です。ところ、近代仏教学では「仏教は、霊魂や転生輪廻を認めない唯物論である」と主張しています。

 

そこで、現代仏教学では、霊的人生観を認める“本来の仏教精神”を取り戻す運動が起きています。たとえば、吉村均ら『現代仏教塾』(幻冬舎MC)です。

 

本書では、阿含経やパーリ語仏典などの原始仏典を引用しながら、「仏教が霊的人生観を前提している」ことを分かりやすく説いています。

 

たとえば、

 

・このように初期経典の中で、お釈迦さまははっきりと「死後のこと」を語り、「転生輪廻」を語っているのです。にもかかわらず、お釈迦さまは死後のことを語らなかった、と言われるようになってしまった。それが仏教学の常識のようになっているのですね。・・・(中略)・・・お釈迦さまの教えというのは「対機説法」ですから、その人に応じて説かれているわけです。・・・(中略)・・・ですから、お釈迦さまはいつでも「死後を語らなかった」のではありません。むしろたいていの場合、「死を思い、死後のことを考えよ」と諭しておられたことが、存在する多数の経文から明らかなのです。

 

・仏教の旗印は無我である。そして無我というのは「私というものは存在しない」という意味だ、というふうに理解されている。しかし実はそうではなくて、「私が、私が」というがに対する執着を離れなさい、という教えなのです。・・・(中略)・・・初期の経典をちゃんと読んでいけば、お釈迦さまが「自己(アッタン、アートマン)」というものを大事にされている経文というのは、たくさん出てくるのです。

 

などなど、「仏教は霊魂を認めない」と盲信している宗教学者や住職たちが精読すべき内容になっています。

 

コロナパンデミックが始まって、フェイクニュースでたくさんの人達の生活が振り回されています。こういったパニック下では、自己責任の原点に帰って、自分で正確な情報を確認し判断していくことです。

 

そこで今回ご紹介するのが、鳥集徹『コロナ自粛の大罪』(宝島社新書)です。本書では、コロナに関する数々のニュースの正誤を提示しています。

 

たとえば、

 

・あれほど恐ろしいと思っていたウイルスだが、蓋を開けてみれば昨年12月末までに新型コロナで亡くなったのは3459人だった。3月2日、国内の死亡者は累計8000人を超えたが、その8割近くが70歳以上の高齢者だ。・・・(中略)・・・インフルエンザでも例年3000〜4000人が亡くなり、関連死も含めると1万人に及ぶとされている。だからといって、政府が夜遅くまで飲むなとか、旅行をするなと強要されることはない。それなのになぜ、2度目の緊急事態宣言を出さねばならなかったのか。

 

・僕はただの風邪なんだから、どんどん感染した方がいいと思う。コロナでなくても近いうちに亡くなる人たちの延命のために、全世代の命を削るのはおかしいです。みんな感染をして、集団免疫をつけて、将来に備えましょうと、政治家は勇気を持っていうべきです。

 2度にわたる緊急事態宣言で、まず経済的に追い込まれるのは、時短営業を押しつけられた飲食業や周辺産業の人たちです。また、ホテル・旅館、旅行代理店、土産物店、航空会社なども壊滅的な影響を受けています。

 

・スウェーデンはロックダウンをせず、国民に「望ましい行動」を取るように勧告しつつ、これまでの日常生活を続ける独自の政策を取った。経済的ダメージはヨーロッパ諸国のなかで最小だったと伝えられている。死亡者数は100万人あたり1208.3人で、フランス(1215.4人)と同水準。イギリス(1739.9人)、イタリア(1543.1人)より少なく、ヨーロッパ諸国のなかでほぼ中位である。

 

などなど、フェイクニュースによる私たちの洗脳を解く新情報が盛りだくさんです。また、コロナワクチンが有効性がそれほどないのに、副反応のリスクが高いことも述べられています。

 

現代医学では、臨死体験など霊的存在の証明が進められていて、本ブログでも何度かご紹介してきました(たとえば→こちら)。医学以外でも、さまざまな分野で報告されています。

 

そこで今回紹介するのが警察の分野で、元刑事課長で、自分の霊感を駆使して犯人を追っていた事例(阿部一男『霊感刑事の告白』幻冬舎)です。

 

以前、テレ朝で、「BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係」という小栗旬主演のTVドラマシリーズがありましたが、本書はまさにその現実版になります。

 

本書からその一部を紹介します。

 

・その気仙沼での生活が二ヶ月ほど過ぎた年末、私はさまざまな「声」を聞くようになったのです。始まりは警察官舎内の自室で起きた怪現象でした。次第にそこにいない人からの声が聞こえるようになり、挙げ句、自分の心の声までもが耳元で明確に聞こえはじめました。

 

御仏を名乗る存在からの情報によると、霊界はエネルギーの集う次元です。そうであるなら、人間界での評価ー地位・名誉、資産、身体能力、美貌といった、私たちの世界での評価は一切通用しないことになります。肉体が死ぬと同時にそれらも消え失せるからです。

 

などなど著者の体験が語られています。精神医学からいえば、こういった症状は「統合失調症」という診断になりますが、著者の直感は、犯罪解決の有力な情報源になったといいます。単なる妄想ではないので病気にはなりません。

 

最新の世界幸福度ランキング2020」では、上位10カ国(1.フィンランド、2.デンマーク、3.スイス、4.アイスランド、5.ノルウェー、6.オランダ、7.スウェーデン、8.ニュージランド、9.オーストリア、10.ルクセンブルク)に北欧諸国が5カ国も入っています。ちなみに、第18位米国、第61位韓国、第62位日本(過去最低)、第94位中国などとなっています。

 

ただ、他の幸福尺度(「地球幸福度指数」や「幸福度調査」など)では順位が大幅に変わったり、何カ国かに居住した経験がある人の印象とは解離があったりして、単純に信じることはできません

 

そこで興味深いのが、近藤浩一『スウェーデン福祉大国の深層』(水曜社)です。

 

本書では、ヨーロッパ諸国に在住経験がある著者が、スウェーデンの現状について分かりやすく紹介しています。世界幸福度ランキングと現状が解離しているそうです。

 

たとえば、

 

・高い失業率、機能しない失業プログラム・・・スウェーデンもリストラは多く、失業をしている人をよくみかけます。2019年の国際通貨基金(IMF)による主要各国の失業率は、日本2.4%、アメリカ3.7%、イギリス3.8%、ドイツ3.2%、フランス8.6%、スウェーデンは6.5%で、日本と比べるとスウェーデンの失業率は2.7倍にものぼることが分かります。・・・(中略)・・・1990年以降、スウェーデンの失業率は常に日本を上まわり、厳しい状態が続いています。

 

・スウェーデンではアパートを借りたいう需要に対して、個数がまるで足りていません。政府が厳しく建物の規制をしているため、日本のように新たな住宅やアパートを次々と建築できないからです。・・・(中略)・・・1つの物件に対して、1000人以上待っていることも珍しくありません。5,6年待たなければ借りられないほど、アパートが不足状態にあるのです。

 

・スウェーデンでは、紹介状を書いてもらってから専門医に会うまでに、最低でも2,3週間、時には2,3ヶ月待つことがあるのです。・・・(中略)・・・私自身も呼吸器科の専門医に紹介状を書いてもらいましたが、当初は18ヶ月の診察待ちと言われ、実際に専門医に診察してもらえたのは4年後でした。

 

などなど、日本では信じられないスウェーデンの現状が報告されています。やはり「夢の国」などと言うのは、単に「隣の芝は青く見える」ことかもしれません。安易なフェイクニュースに騙されないようにしたいものです。

 

人間、失敗しない人などいません。要は、「失敗から何を学んだか」ということです。常に積極的で、肯定的な信念」を保ちたいものです。

 

そこで今回紹介するのが、下田大気『タクシー運転手になって人生大逆転!』(角川SSC新書)です。

 

著者は、作家・志茂田景樹の息子で、ギャンブル、お酒、風俗などにはまり、自己破産など数々の失敗を肥やしにしながら、現在では、東京でカリスマタクシードライバーとなって成功しています。

 

以下に、タクシー業務から著者が学んだ時間管理の秘訣をご紹介します。

 

・まだ第一に、仕事に価値を見出し、できれば懸命に打ち込み、少なくともさぼらないようになることです。そうすると、稼いだお金が愛おしくなり無駄遣いがなくなります。そして仕事に臨む姿勢が改善されますので、夜更かしをするなど時間の無駄遣いがなくなるのです。

 

・ダメ人間にとっての鬼門は、酒(女)とギャンブルです。夜はできるだけ家で過ごし早く寝るようにすれば、酒と女は回避できます。あとはパチンコと競馬ですが、起床から昼食をしっかり規則化することで、ギャンブルの中毒性は徐々に薄れていくはずです。

 

などなど、これらの貴重な教訓は他の人にも学びになります!