明石歩道橋事故で神戸第2検察審査会が兵庫県警明石署の榊和晄(かづあき)元副署長(62)=退職=を起訴すべきだと議決し、全国で初めて強制起訴されることを受け、神戸地裁は4日、検察官の代わりに起訴や公判を担当する「指定弁護士」に、県弁護士会から推薦された弁護士3人を指定した。

 元裁判官の安原浩(66)▽同弁護士会犯罪被害者支援委員会副委員長の中川勘太(37)▽同事故を審査した検察審査会で審査補助員を務めた長谷部信一(31)--の各弁護士。安原弁護士が主任を務める予定。地裁は同日、3人に指定書を、神戸地検に指定通知書を交付した。

 今後、3人は県警や地検の捜査資料などを基に榊元副署長の起訴状を作成し、地裁に公判を請求する。

【関連ニュース】
明石歩道橋事故:元副署長を強制的起訴へ 検察審が議決
明石歩道橋事故
兵庫・明石の歩道橋事故:元副署長、起訴へ 改正法初適用--検察審再議決
兵庫・明石の歩道橋事故:2回目「起訴相当」 初の「市民による起訴」
兵庫・明石の歩道橋事故:検察審起訴議決 「100点満点の内容」喜びかみしめる遺族

<タミフル>輸入代行業者ら逮捕へ 違法広告容疑で大阪府警(毎日新聞)
幻想的に「節分万燈籠」 奈良・春日大社(産経新聞)
衆院予算委 公共事業の実施場所資料、国交相が提出拒否(毎日新聞)
ナイフで襲い10万円奪う=開店準備の男性軽傷-警視庁(時事通信)
NHK「無縁死3万人」に大反響 「他人事とは思えない」コメント殺到(J-CASTニュース)