総務省は28日、ラジオ放送の今後のあり方を考える「ラジオと地域情報メディアの今後に関する研究会」を発足させると発表した。インターネットを活用したデジタルメディアの状況もふまえ、ラジオの将来像を議論するのが狙い。2月8日に初会合を開き、6回程度議論したうえで、6月に報告書をまとめる方針だ。

 同省の内藤正光副大臣は28日夜会見し、同研究会を発足させる理由として「ラジオは地域に有益なメディア。経営面で疲弊しているといわれるラジオにもう一度頑張って、と喝を入れる思いがある」と説明した。

 同研究会は内藤副大臣のほか、放送作家や雑誌編集長、インターネット関係者、大学教授ら有識者メンバー11人で構成。座長は上滝徹也・日大芸術学部教授がつとめる。

 メンバーに既存ラジオ局の関係者が含まれない点について、内藤副大臣は「自由な発想で議論してもらうため、あえて外した」と説明。ラジオ局関係者に対する意見聴取は、同検討会の議論の過程でヒアリングの場を設定する考えとした。

【関連記事】
マルルチメディア向け携帯端末の試作機開発KDDIなど
「地デジ応援隊」を創設 総務省、各界の著名人で
NTT西の顧客情報不正利用で聴聞会 競合会社が改善要求
原口総務相、ブロードバンド普及率を「100%に」
名古屋は住基ネット離脱を検討 市長が総務相に伝える

「30歳未満はネットも恋愛も禁止」?? 愛知県条例案に質問や抗議(J-CASTニュース)
山崎拓氏、国政復帰は困難に…引退は否定(読売新聞)
<神経細胞>皮膚から作成、「万能細胞」使わず 米国(毎日新聞)
穀物供給国の事情視察へ=安定調達に布石-政府(時事通信)
DNA追及され再び「自白」…足利事件テープ(読売新聞)