イタリアに行ってまいりました(PartⅡ) | HardReggaeCafe@Ameblo.jp

イタリアに行ってまいりました(PartⅡ)

さて次のお楽しみはサッカー(イタリアでいうカルチョ)。



ローマの2日目にASローマvsインテルのゴールデンカード
があると知ったのは9月の初旬。

今年のイタリアサッカーはいろんなことがあったのはご存知のとおり。

ワールドカップで優勝。セリエAで不正疑惑によりユベントスなどの
チームが降格などの厳罰処分。
これのせいで開幕が遅れてしまいました。


ともあれ、日程的には見に行くチャンスはあるのですが、チケットがバカ高い。
日本で購入すると16000円が最安値。手数料の乗せ方がものすごい。
じゃあ、現地で買うかと思ったが、地元のタバコ屋(タバッキという)
で購入とかは18時までというH○Sの情報を信じていてほぼあきらめて
いたのだ(だって前日のその時間までに買えなかったら無理とかいう
情報もあったし)。



ここでセリエAを見たい人に安く(しかもダフ屋に頼らず)買える方法を
お教えしましょう。但し、あくまで自己責任でお願いします。

とにかくイタリアの現地に行くまで買わないことです。
現地では地元ショップがある(ケースが多い)のでそこで買うのです。
なるべく早いうちに買うのがベストなのですが、私の場合は
当日で購入できました。ローマで言えばASローマショップがいくつかあるので
そこで買うのです。

イタリア語がダメでも片言の英語で大丈夫です。
(I'd like to buy a ticket for today's match見たいな感じ)

チケットもいろんなグレードがあるのでちゃんと覚えておかないと
どこの席かわからなくなるのでそこは必ず抑えてください。

大体安いチケット(対戦相手やカードの内容によって違うけど)で25ユーロ
ぐらいです。Could you tell me which ticket is the cheapest?
とかでも案内してもらえるかもしれないけど相手も英語圏じゃない
ことは覚悟でトライです。私も話が結構通じなくっていろいろ言い換えして
何とか通じました。今回の場合試合が20:30だったから当日でも
大丈夫だったのかもしれません。普通は15:00キックオフ。


チケットの場所も確認してOKだったらこれでやっと買えるのですが
海外の旅行者の場合はパスポートの掲示が求められます。
イタリアはスリが多く(かくいう私も被害に・・・)危険なので、
コピーを持参したほうがいいでしょう。


てなわけでローマでは地下鉄A線に乗って、フラミニオ駅で
降ります。ここでトラムの2番に乗るのですがサッカー観戦は
多くの人が行くのでついていけば自然とつきます。



ちなみに地下鉄マップはこちらを参照。テルミニ駅から4つ目です。
http://www.jalcityguide.com/world/italy/citymap02_2.pdf

ついにきました。ローマ・オリンピコスタジアム。



つき物の激しいヤジ合戦。入るときにはやたら厳しくチェックするし
双方のサポーターの席の間には必ず警官を入れているのに、
発炎筒とかはOKなわけ?ナゾである。。。
途中投げ込まれた発炎筒をローマの選手がけり返しているシーンも
あった。


さて、試合開始。


序盤は結構、ローマが攻め入ってチャンスを作るのだが
決定力がイマイチなせいか決められない。
トッティもシュートを放つが枠を捉えられず。


後で聞いたがイタリアサッカーは殆どカウンター狙いだそうで
中盤の争いとかも少しはあるんだけど、攻めるときは
結構チンタラ動いている感じ(動画を参照)。


そうしている間に、前半終了間際にインテルのクレスポ
(今期チェルシーから移ってきたみたい)に決められて
先制点を与えてしまう。


後半はかなりインテルに攻め込まれて、ローマは殆ど
いいところなし。
後半途中で不覚にもインテルにPKを与えてしまうが
ローマGKのドニ(ブラジル)の好セーブで何とか
事なきを得る。ローマサポが盛り上がれたのはこのときだけ。


結局、これが最後まで続いて1-0。

好勝負とは言い難がったが、今思うと首位がインテル、2位が
ローマなのでまさにこれが決戦だったわけ(9/28時点)。

振り返ると結構すごい選手が出ていた。

ユベントスから来たイブラヒモビッチやビエリにスタンコビッチ。
ジダンに頭突きを食らったマテラッツィもいました。

ローマはイタリア代表のデ・ロッシや今期レアルマドリードに
いってしまったファビオ・カンナバーロ主将がスペインに
連れて行きたいといったメクセス(フランス代表)
、クリスチャン・キヴ(ルーマニア代表)が出ていた。

この二人は私もウィニングイレブンで使っているが、攻撃にも
守備にも幅広く活躍できるディフェンダーである。
あと、サブメンバーもすごい。
インテルといえばのアドリアーノに世界で5本にはいるキーパーの
トルド。それにフィーゴ。

ローマはサイドのMFの要、マンシーニ(ブラジル)が控えだった。
代わりに出ていたペロッタという選手がサイドから再三チャンスを
作っていたということで結構これも良かった。
よく知らないけどインテルのマイコンという選手はディフェンダーだったが
後方から起点になるいいパスをいくつか出していたし、自らも
どんどん持ち込んで積極的にラインを上げる働きをしていた。


セリエAってちょっと調べてみると海外の選手を多く使って
賑やかな感じにしているチームは本当に一握りみたい。
殆どは地元イタリアの選手で無名選手。なるほど、人件費が
そのままチケット代に反映されている感じなのかな。


ちなみにマッチプログラムは1ユーロなので見に行ったら
思い出に是非購入することを勧めます。


余談だがチケット買ったASローマショップでカッサーノの
Tシャツが安く売り出されていたので思わず買ったのですが
既にローマを退団していたので、ちょっとカッコ悪かったです。