コーチングを学ぶ前と学んだあとの

ワークライフバランスの変化について綴っています。

 

っていうか、もう10回ですよ…

コツコツ読んでくださった方、本当にありがとうございます。

 

これまでの記事はこちら

リンク 1) 仕事も遊びも充実!そんな中、結婚目前で…

リンク 2) 東日本大震災で生活が激変

リンク 3) お金の不安から娯楽を封印…

リンク 4) 謎の責任感と増え続ける仕事

リンク 5) 突然、社労士試験へのチャレンジを決意!結果は…?

リンク 6) ふと頭をもたげてきた疑問…

リンク 7) やばい、体が動かない

リンク 8) カウンセリング、通院、そして…

リンク 9) 「会社を休む」ことへの葛藤

 

***

 

後ろ髪をひかれる思いで、会社を休みました

 

ちなみに、会社を休む少し前から、

自分の気分をメモしていたのですが

この頃はずっと

 

月 朝:落ち込み 昼:落ち込み 夜:落ち込み

火 朝:落ち込み 昼:落ち込み 夜:落ち込み

水 朝:落ち込み 昼:落ち込み 夜:落ち込み

木 朝:落ち込み 昼:落ち込み 夜:落ち込み

金 朝:落ち込み 昼:落ち込み 夜:ふつう

土 朝:落ち込み 昼:ふつう 夜:ふつう

日 朝:落ち込み 昼:落ち込み 夜:落ち込み

 

みたいな感じでした

 

上手く言えないんですが、

普段使っている頭のスペースが10あるとしたら

そのうち9が真っ黒に塗りつぶされているような感じです

 

上手く、頭が働かない上に

ちょっと考えると、すぐ疲れてしまう

考え続けることができない、深掘りもできない、

とにかく、うまく考えられない、そんな状態でした

 

休んでいる間は、

とにかく睡眠時間が最優先

 

家事は極力しない

(でも、ぶっちゃけけっこうやってた)

 

インターネット関係は、ほぼ封印

(対人ストレス軽減のため)

 

あれ、わたし、何やってたんだろう…

ほとんど寝ていたような気がします

 

家事の負担が、本当につらくて

泣きながら「家事を外注したい」と夫に訴えたのですが

「そんなにしなくていい」と言われただけで、脚下されました

 

「家がぐちゃぐちゃでも構わないから、しなくていい」

ということだったんですが

 

ちがうんだよー

わたしが、ぐちゃぐちゃな家は嫌なんだよー…

 

と思いながら

疲労困憊で主張できず

結局、自分で掃除とかやっていましたね

 

だって、寝てても

 

「あぁ、洗濯物の山が…」

「あぁ、床に髪の毛が…」

 

と思うと、落ち着かないんですよ…

 

とはいえ、仕事に行かなくていい、というのは

やはり、かなり負担軽減になりました

 

なんといっても、朝ゆっくり眠れるし

仕事の期日のことも考えなくていい

(というか、考えないようカウンセラーに念を押されていました^^;)

 

体が重くて動かないのと、

常に気分が落ち込んでいるので

 

1日1家事すると、もう気力体力の限界、という感じだったと思います


そんな状況も、1か月寝続けると多少はマシになりました

 

朝起きて散歩して、

家では1日起きていられるまでに回復

ちょっとはゲームや読書もできるように

 

1か月たって、主治医に

「どうする?会社いく?」と聞かれたんですが

頑張ればいけそうな感じだったので、行くことにしました。

(ちなみに復帰の直前、1週間ほど、こっそり出勤練習しました)

 

念のため補足しておくと、この「頑張ればいけそう」という感覚には

個人差がありますし、必ずしも、本人が正しく判断できるわけではないので

「頑張れそう」と言う人を、周囲が頑張らせてはダメですよ

 

とはいえ、現実に、これまで通り仕事がでいるかというと

やはり、そうはいかないわけです

最初は、終業まで席に座っているので精一杯

 

一方、繁忙期に私がダウンしたことで

業務の上では、かなりの支障があったようでした

 

他のメンバも、もちろん頑張ってくれましたし、

わたしの抜けた穴もカバーしてくれていました

 

復帰してからも、いろいろと気を遣ってくれて

本当にありがたかったです

 

が、そうはいっても、

立上げ期から携わっている人間が、

突然抜けたことの影響は、少なくなかったようです

 

ということで、わたしが体調を崩してから進められてきた

「1人で仕事をする」体制から「組織で仕事をする」体制へのシフトが

わたしが復帰した後も、さらに進められていきました

 

わたし自身も、

単なる業務の効率化や、従業員サービスの強化から、

後輩の育成や、組織全体での業務最適化に、

仕事上のミッションの重点を移していくことになります

 

「いつ、わたしがいなくなっても大丈夫なように」

 

それが、わたしの仕事の前提で、

心の中の合言葉でした

組織にとっても必要なことでした

 

ただ、正しいと思っていても

 

「自分がいなくてもいいように」

 

と考えながら仕事をしていると

どうしようもなく不安になるんですよ

 

この仕事に、自分が必要ではなくなったら、果たして自分はどうなるのか?

 

振り返ると、社会人になって10年近く

人事のキャリアを積んでいて

その大半は、今の仕事をしているわけです

 

永遠に同じ仕事をしているわけではない、

と頭ではわかっていても

 

今の仕事がなくなったら、自分はどうなるんだろう?

想像ができませんでした

 

とはいえ、なにかキャリアアップを…と思っても

社会保険労務士の試験には、もう興味は持てませんでしたし

英語も、今以上の運用能力が必要になるとは思えませんでした

 

それに、以前と違って、体力も心もとない

気分も、まだまだ不安定で、突然ウツ状態になることも多い

 

社会保険労務士の勉強をしていた時のように

空き時間を全部勉強につぎ込む!というのは

ほぼ不可能でした

 

同期や、同年代の社員は、どんどん異動して

どんどん昇格していきます

 

不安の中で、わたしは、

 

これから自分は、どうするのか?

なにができるのか?

どうやっていきたいのか?

 

を調べ始めました…

 

続きます

 次回、とうとうコーチングと出会います

 

当時はお酒も封印してたんだぜ…信じてもらえないけど。

 

  

トラストコーチングスクール認定コーチ

くろいわひろこ

 

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