正面解説の勝昭さんが言った。
11日目の結び、阿覧戦、最後の塩。
白鵬は「だく」ってほどじゃないけど、「にじむ」ってレベルじゃないくらいな汗をかいていたのだが、拭おうともせずに塩をまいて土俵中央へ。
阿覧は向こう正面の高田川曰く「ヘビににらまれたカエル状態」で、イチかバチかの変化もなく結果はアッサリ白鵬の勝利だったのだが、そういえば。
むかーし、確かまだ大関だった白鵬が雅山と優勝決定戦を戦ったことがあったんだが、その時も白鵬は「だく」ってほどじゃないけど汗をかいていて、取組後は負けた雅山の「汗で突っ張りが滑った」というコメントが中継でも伝えられた。
あの汗ほったらかし相撲は、白鵬は絶対認めないだろうけど意図的だったと思う。
今場所の阿覧戦も白鵬は絶対認めないだろうけど意図的な汗まみれ相撲だったと思う。
つまり白鵬は、相手によって汗のかく量をかきわけられるのだ。
スゴい芸当だけど、白鵬には要らないじゃん。
![千秋楽、夕方6時の切なさは初恋にも似て。](https://stat.ameba.jp/user_images/20100924/10/hoya3104a/f7/44/j/t02200166_0400030110764605890.jpg?caw=800)
携帯だと汗のかきっぷりがまったく伝わらな
いことが分かる。