まずこの派手な電飾看板にビックリ。
ここはラスベガスか歌舞伎町か…。
否、ここはマッサージスパ施設「黄金海岸」なのです!
深圳では多く見られるスタイルのスパで、いわゆるラグジュアリーホテルのスパとは雰囲気が全く違います。
今回は深圳スタイル(中国スタイル?)のスパをご紹介します。
まず受付で人数を伝えると、ナンバーが記されたレッグバンドを渡されます。
受付の両端に男性と女性それぞれ別の入口があり、案内されて女性用へ。
中に入るとそこはロッカールームで、そこにいたおばちゃんが手首にはめてたバンドを確認し、同じ番号のロッカーに案内してくれます。
そこで荷物をしまうと、尽かさず作務衣のようなものを渡され、個室の脱衣所へ案内されて、そこで着替えます(紙パンツ完備♪)。
服を再度ロッカーにしまった後、シャワールームへ。
携帯する貴重品はシャワールーム前の鍵付きロッカーに一時しまいます。
シャワーの後、出てすぐの温水プールに入るかと勧められますが、知人からは勧められなかったので遠慮しておきました。
そしてその温水プールを抜け螺旋階段を上がると、なんとそこにはマッサージチェアが100以上並ぶフロアが広がっていたのです!
一瞬、田舎のラドンセンターかと思いましたが(笑)、雰囲気はそこまで大衆的でもなく、個室ではないけれど照明を薄暗くして、横幅の広いソファで隣を気にせずリラックスできるように配慮されていましたよ。
空いているソファに座ると、まず中国では当たり前のぬるい水が出てきます。
こちらの人たちは、排毒、つまりデトックスコンシャスで、普段から飲み物に氷を入れたキンキンに冷えたものや、キツい炭酸飲料は飲みつけないそうです。
そういえば中国のビールは炭酸も弱いし、レストランで出されるものは喉や食道を刺激する程冷たくない。。
氷点下-2℃のアサヒビール・エクストラコールドなんてこちらの人が飲んだらどうなちゃうのかしら…。
脱線しましたが、その後、メニューにあるフリードリンクとフルーツの中から好きなものを注文し、マッサージメニューから希望のコースをオーダーします。
フリーフルーツ↓
でも、ここは入場料制なので、特にマッサージを注文する必要はないそうです。ホントは。
ソファには電動のマッサージ機能が備わっており、かつ小型TVもついているので、ただただここでまったりできるのです!
この手のスパは大概24時間滞在可能で、フリーのドリンクもフルーツもおかわりOKですし、飽きたらカラオケも卓球台もインターネットルームやサウナ、レストラン、多目的ルームなどなどが備わっているので、一切外に出る必要がないのです!
フルーツ&ドリンクバー↓
新橋あたりで終電逃したオジサマ達が体をすぼめて朝まで過ごすカプセルホテルに比べたら、こちらの方が安いし断然快適ですよね。
それに1泊程度なら、深圳で結構高いのにサービスの悪いホテルに泊まるよりもココの方がオススメです。
さて、目的はまったりではなくマッサージされに来たので、フリーフルーツを堪能後、脚のコースをお願いしました。
マッサージをしてくれたお姉さんはマニキュアコースも勧めてくれましたが、遠慮するとそれ以降しつこく勧めることもなく居心地良かったです。
こちらはマッサージの部位の他、種類も選べます。
タイ式以外はよく知らないので、まず中式(中国式)でチャレンジしてみました。
マッサージは同じ値段でも、人によってレベルはまちまちなので、自分に合う人に出会うことはとても貴重です。
こちらは何十人もいるマッサージ師の名前入りの顔写真が提示されているので、お気に入りは指定できますょ。
24時間とはいきませんでしたが、マッサージの後もTVで映画を観たり、お昼寝してたっぷりリラックスして帰りました。
会計は最後に受付にて。入場料にプラスサービス料とオプションでオーダーしたマッサージ料金など。
VIP用個室や一番高いマッサージを付加して贅沢しても、10000円内で収まるなんて日本ではないですよね。
このシステム、日本にもあったらいいなぁ。お台場、六本木あたりに。
黄金海岸(Gold coast club)
住所: 深圳市羅湖区嘉賓東路2027号凱利賓館1-4F (1-4F, Kaili Hotel, 2027 East Jiabin Rd., Luofu, Shenzhen)
TEL: +86 0755 8237 6288
http://www.hjhaclub.com
※口岸(イミグレ)発着の無料送迎バスあり☞TEL: 134 8061 9550