食の異端者 | おばちゃン家

食の異端者

     



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我が家は、オットが料理をまったくしない人なので、

雨の日も、風の日も 

料理担当はわたし。


料理を作るのは、結構好きです。


食べ物の好き嫌いも ほとんどナシ。


(食用だからって、ゴキブリ食え!と言われても・・・それは

食べられないけど・・・普通に日本の食べ物だったら、OK!)



肉も野菜も魚も・・・なんでもバクバク食べちゃうわたしですが



こんなわたしですが・・・・




昔(実家にいたころ)は・・・




嫌いなものだらけ!ヽ(;´Д`)ノ




ひとつ前のブログに、実家のおかんのコトを


「料理オンチ」


と書きましたが、オンチというか何と言うか



家族(父、姉、おかん)の中で、わたしだけが、


味覚がマッチングしてなかった!


漫画家の山岸涼子さんの エッセイにあったけど、


山岸さんの家族は、大の甘党


すべてにおいて、砂糖たっぷりの料理を食べていて、


自分だけ なぜか甘党に生まれなかったらしくて


子供の頃、あまりの料理の甘さに辟易してたそう。


大人になって、やっと家族が甘党だという事に気づくワケですが


それまでは、あまーい料理が普通だと思ってたってコトですね。


甘党とは違いますが・・・

まさしく自分がそう!(;´Д`)ノ




おかんの話しに戻りますが、おかんは、作ることに対して

あまり情熱を傾けない人でして


でも、やっぱ一応主婦なので、料理はしなきゃいけない!


おかんの料理は、とにかく豪快!




ある日、とんかつを作っていたんだけど


おかんは、豚肉に小麦粉を付けて おもむろに流しの前に行き






      
     いきなり、水道の水で肉をぬらしてたよぉー!


その後、何事もなかったかのように、パン粉を付けて揚げる。




わたし「ね、ねぇ卵液は?」 \( ̄ー ̄;)




おかん「よかと!」(・ε・) 九州弁訳(よかと=これでいいの)


おかんいわく、水でもパン粉はくっつくから、これでいいらしい・・




わたし「ねぇ・・・味付けした?」



おかん「よかと!」(・ε・)


おかんいわく、食べる時にどうせソース付けるから、塩コショウは無駄らしい


って、一時が万事こんな感じで



湯の中に、手羽と野菜を入れて、煮えたらポン酢で食べる鍋


くたくたのそうめん(薬味ナシ)


肉の替わりに豆腐が入ったシチュー


もやし炒めを包んだオムレツ


インスタント汁と麺だけのうどん・・・



その他、色々



わたし的には、キツかったけど、おとんも姉も


「美味しい、美味しい」って食べてるし


この料理は、こういうものなんだって、ずーーっと思ってた!



自分は、好き嫌いの多い人間なんだ・・・!

食べ物に関して、メンドクサイ人間なんだ・・・!

と思ってた。




そんなわたしも、真実を知る時が来るわけでして


仕事初めて、会社の先輩が

「明日のお昼はみんなで、そうめん茹でて食べよう!」



( ̄□ ̄;)!!えっ!そうめん・・・・嫌い・・・



がーん!大嫌いなそうめん・・・


しかし、お局様の提案を受け入れないわけには・・・



「わーい・・いいですねー楽しみです」(´_`。)



そしてわたしは次の日、生まれて初めて、コシのあるそうめんを薬味付きで食べた












      ×10



カルチャーショックでしたねー!



働くようになってから、家以外で、食事をする機会が増えたけど


そうめんだけじゃなくて・・・・


カルチャーショックの連続!



よくよく考えてみると、わたしが嫌いなものは、素材じゃなくて

全部「料理」


ナス嫌いー!トマト嫌いー!じゃなくて、オムレツ嫌い!すき焼き嫌い!


当時、あれ嫌い、これ嫌いと言っては、まわりの人(お泊りに行った先の

友達のお母さん等)を困らせていた自分が・・・・ハズカシイ~!




今は自分で作るので、(自分の好きなように味付けする)好き嫌い

なーんもありません。しいて言えば・・・もなかが苦手・・。



ちなみに姉も、とんかつは「水」です。(`・ω・´)ゞ

↑新婚家庭で目撃しましたとも!





我が家の現在は



     

   感(TωT)涙



         お、おまいら幸せじゃー!



とりあえず、我が家は味覚がマッチしてるみたいで・・・ヨカッタ



ひとつ屋根の下に暮らす家族の味覚って、マッチしてないと

ひじょーーーーーに、キッツイ!です。




味覚って、生まれつきのものなのかな・・・?




料理に関しては、アレだけど・・おかんには、ちゃんと感謝してますヨー。