秋鮭のムニエルアクアパッツァソース
こんにちは
今日は秋鮭を使ったお料理をご紹介しますね。
その名の通り旬の『秋鮭』は、なぜ今の時期が美味しいのでしょうか
秋鮭とは、普段はシロザケといわれる鮭が、この時期になると“秋鮭”と呼ばれるようになる、シロザケの別名です。
シロザケは一般的に鮭といわれている種類です。
鮭は川底で産まれ、数センチの稚魚になると、海に向かって川を下り、3~4年の間を海で泳ぎ回って過ごします。
その後、1メートル前後の成魚に成長すると、産卵をするために自分の産まれた川へ上ってくる習性をもっています。
成魚は、川を上ってくる間、食べ物をまったく摂らずに、一心不乱に産卵する川へ突進します。
この川を上りはじめる時期は、上る為のエネルギーをたっぷりと蓄え、身に脂がのりきっています。
鮭の最も美味しい時期は、この川を上りはじめる頃です。
それが日本では、秋にあたる時期なのです。
材料(全部が揃わなくてもOKですよ)
鮭 ニンニク ブロッコリー
小麦粉 オリーブオイル カリフラワー
バター ズッキーニ むき海老
キャベツ エリンギ オリーブ(黒・緑)
ショートパスタ パプリカ(赤・黄) ケイパー
殻付きあさり アンチョビソース トマト
白ワイン 人参 大葉
作り方
①鮭は、キッチンペーパーで水気を拭いて、皮目を中心に軽く小麦粉をつけて、バターを溶かしたフライパンで焼きます。
②魚の下に敷くキャベツは、千切りにしてボイルします。
ショートパスタは、ボイルしておきます。
③熱したフライパンに、殻付きあさりをどかっと入れて、白ワインを入れて強火でフタをして、殻が開くまで蒸し焼きにします。
④殻が開いたら、ボウルを受けにしたザルにあさりを入れ、身と汁を分けます。
(殻が付いた身は、盛り付けに使います)
⑤ニンニクをオリーブオイルが冷たいうちから入れて、香りが出るまで熱します。
ズッキーニとエリンギを加えて炒めます。野菜から出た水分をとばしながら、良く炒めます。
⑥パプリカ赤とパプリカ黄色を加えたら、あさりの汁も入れて炒め煮ていきます。
⑦アンチョビソースを加えます。(写真ぐらいの水分になるように、水を入れるなど調節してください)
⑧他に、人参(ボイル)、ブロッコリー(ボイル)、カリフラワー(ボイル)、むき海老(ボイル)、オリーブ(ブラック・グリーン)、ケイパー、トマト(種を取ってさいの目目)、大葉(みじん)などを加えます。
⑨塩、コショウで味を調えて完成です☆
鮭には、脂肪酸である“DHA”や“EPA”が豊富に含まれています。
DHAやEPAは、心筋梗塞や動脈硬化など血管系の生活習慣病を予防したり、血液をサラサラにする作用があります。ぜひ積極的に摂ってほしい栄養素です。
ほかにも鮭の赤い色の素である、高い抗酸化作用のある“アスタキサンチン”という色素も含まれています。
アスタキサンチンは、動脈硬化などを防ぐほかに、シミやしわにも効くといわれアンチエイジングに繋がる栄養素として有名ですね。
旬の食材を食べて、健康と美を手に入れましょう♪